婚活サイトでトラブル続々・・・出資をしたら「さようなら」

結婚詐欺や婚活詐欺と聞いて想像する詐欺師の騙し方って、あなたはどんな手口を想像しますか?

今も昔もある手口
大概はお付き合いする内に、「結婚」という二文字を匂わせ始め、信用を得た所で「実は…」
と、お金に困っていることを打ち明け、助けて欲しい君しか頼めないと、お金を巻き上げる

昔から今も勿論ある結婚詐欺師の手口ではないでしょうか
真面目でお金を貯めていそうな、結婚願望がありそうな女性をターゲットに、騎士のように振る舞い夢中にさせる
ある程度お金を引き出せたら、また上手い口実で別れを告げる
中には騙されたと気付かない女性もいる位、非常に巧みな詐欺師もいます

結婚詐欺で逮捕されたのにもかかわらず、騙した女性達から「彼を出して」「罪は重くない」と
直接訴えがあったか嘆願書の様な物が出されたのか忘れましたが、詐欺師だと知られても尚、女性に大人気だった人がいた記憶

該当する事件を調べようと思ったのですが、思っていた以上に結婚詐欺事件って多かったのです
これには驚きましたが、特殊詐欺被害が毎年甚大であることを考えると
ニュースにならないだけで、結婚詐欺って実はよくある話のひとつなのかもしれませんね

ネットの時代だからこそ
現在は何しろネットがありますから、婚活もまずネットで婚活サイトを探して会員登録する形が多いでしょう
婚活サイトや結婚詐欺で思い出すのは、記憶に新しい「力士工(木嶋佳苗)」かな
正に平成の毒婦です

婚活で最も被害が多いと思われるのは、実は相手は既婚者で、知らずに不倫関係になってしまうことだそうです
身分照会の緩い婚活サイトだと、独身である証明(戸籍の写し等で証明するのかな?)まで求めていない場合もあり
不倫関係や肉体関係目的の輩が出入りしていることがあるのです

そして最近一気に増えて来たのが、投資用目的でマンション等を購入させる手口です
自分の将来を共にする人と暮らす為、二人の老後の備えにと言葉巧みにお金を出させ、ハイさようなら

結婚詐欺というと詐欺師は男性というイメージを持ちそうですが、今回のニュースソースでは女性が詐欺師です
「無料の婚活サイト」で知り合った男性をターゲットに3回目のデートで、「将来の2人のために」と
女性が役員を務める(この肩書きも嘘でしょう)人材派遣会社の社債購入を持ちかけられます
男性は結婚へ向けての交際を続けたいがために申込書に署名し、他の社債も購入
なんと計1千万円を支払ったのだそうです

1千万円ですよ、ボロイわぁ
ただ、利息や配当が年12~24%と説明されていたということで、男性に同情する気は起きません
もしもですが、こんな高い利回りや配当が本当にあるならば、そこには一気に財産がマイナスになる程のハイリスクがあるはずですからね

お金出しては詐欺のサイン
オレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺では「電話でお金は詐欺」といったキャッチフレーズがありますが
電話でもない、バーチャルでもない相手であっても、お金の話が出てきた時点で要注意、要警戒です

詐欺師は人の心を巧みに操るし、そう出来ると踏んだ相手をターゲットに選びます
ことお金の話になると、そのターゲットは随分選びやすくなりそうです
良くも悪くも色んな意味で、日本という国柄、そこに暮らす人柄を詐欺師は上手く利用していると思います

ネットを検索していると「結婚詐欺に遇いやすい人の特徴」なんてのもありましたので、気になる方はチェックしてみては?
そして「もしかして…」と心当たりがある方も、ネット検索してみて下さい
相手は違っていても手口は同じケースが出てくる可能性が高いです
また、併せて公的機関への相談も視野に入れて行動しましょう