ネットマナーについて書かさせていただきます

先日アップしたこちらの記事
・仮想通貨に関するトラブルと対処法
仮想通貨に関しては勉強中なので、曖昧な部分は検索しながら書いていきました
その中で気になったこと、一言で言うならネットマナーに関することです

ネットマナーは死語なのか

仮想通貨に関連したツイートをしている人、併せてブログも書いている人は多く
「フォロワーでもないし、全く絡んだことの無い人からいきなり質問ツイートがあって驚いた」
「いつも質問だけで、知恵袋と違って、(本人にとって)都合の良いQAだと思っているのかな」
といった内容の記事やツイートを目にしました

突然質問してくるだけでなく、まあ、そういった人って大概はお礼も無いんですよね
「ありがとう」と「ごめんなさい」はネットの世界でも必要な言葉だと思います
この言葉を言われて嫌な気になる人も滅多にいないでしょう

不躾(まさに躾がなってないわけですよ)な質問だったとしても、せめて「助かりました」「突然すいませんでした」とか返ってくるなら
回答する側も多少なりとも役に立ったかなと思えるものですし、嫌な気分にならずに済みます

パソコン中心だったネットが、ガラケーの普及で随分様変わりした頃、よく「ネチケット」という言葉が使われていました
私はこの言葉は好きではないので、当時から「ネットマナー」と呼んでいます
時々「ネットマナー」は死語になったのかと感じることがあります

誰かに質問や相談をする際は必ず自分で事前に調べ、調べてみたけどわからなかった場合に質問や相談をする
「ググレカス」って某掲示板で使われていましたが、「その位自分で調べろ」ってことですよね

私も同感
しかもガラケー時代と違って(私はガラケー時代からGoogle検索してました)、スマホでもガンガン検索出来るのですから、自分で調べない人が私からしたら不思議です

そのツイートは何処で知ったんだろうとも思いませんか?
フォローしていないなら、twitter内を何らかの検索掛けたわけで、偶然見つけることはありません
検索するならネット検索して答えを探せば良いのに、それをしない
ただま、そんな人ってネットマナーなんて話しても解らないのだろうとは思います

以前目にした屁理屈
ある掲示板で、お礼位言ったら?と言われた人がいました
「回答する人の自己満足を満たせるのに、わざわざお礼なんて必要ないでしょう
お礼欲しくてやってるんですか?」
と答えていて驚きました
自己満足は否定しないけど、それとこれとは別なのに・・・

いきなり質問で、更にタメグチならもう最悪としか言いようがありません
こんな時位、敬語とまでは言わなくても丁寧な言葉を使ったらどうなんだと思うけど・・・
これも本人には解らないことなんだよね
友達でも知り合いでも無い、ネットで初めてやり取りする相手の場合、質問とかでなくても
丁寧だったり、柔らか目の言葉にすれば、印象も悪くならないんだけどな

わからないことがあったら、私は知識を増やせるチャンスだと捉えます
うろ覚えなら、しっかりした知識に変えられるし、未知もしくはそれに近いことなら勉強出来るし
わざわざ他人に質問してまで答えを知りたいのでしょう?それなら自分で見つけないと

「教えて君はバカの始まり」そう思うようにし、自分で調べます

他人の発言を否定したり非難したりすることは珍しいことでも何でもありません
でもね、ツイートやブログに書いてあることは、書いた本人個人の意見や考え方、物の見方が殆どです
それに対してわざわざ否定的なコメントをするのは何故なんでしょう?
twitterのアカウントの数だけ、考え方もあるのだと思えないのでしょうか・・・

先日から見ていた仮想通貨に関することでも
「ずっとネムを勧めていたのに、何で今になって別の通貨を勧めるのか」
なんてコメントされた人がいまして
された側はそもそも勧めていない、ただ自分は今のところはこれかなあと思っていただけで
そう思っていることをツイートなりブログに書くなりしているだけなんですね

仮想通貨は一日どころか、時間で、分で、相場がどんどん変化しますから
ついさっきまで、Aコインに続けて投資しようと思っていても、いやいやBコインだー!ってなっても普通です
他人の意見ばかり当てにしているから、上の様なコメントになるんだとは思います
「他人の意見はあくまで参考、自分の頭で考えろ!」

マイルールを決めよう

さて次は情報発信する側の立場で考えてみましょう

ツイートやブログに自分の気持ちや意見を乗せたり(ここはあえて載せるじゃない)
愚痴をこぼしてみたりと、ネットには世界中の人々の心情が溢れています
日本国内だけでもそれはそれは凄い数ですよね
Instagramには感心させられました
みんな、情報発信するの好きなんだ、写真見せるの好きなんだって

アカウントの数だけ違う考えの人がいて、それを閲覧する人も合わせると更に多くなります
ですから、いきなり質問してお礼はなしの人が沢山いても仕方がない部分はあります

そういった人に対してどう接するのか
他人の意見に左右されずに、マイルールを決めておけば良いだけです
例えばどんな質問の仕方なら回答するのか、しないのか
回答しないとして、完全に無視するのか、調べる位しろと忠告するのか
といったことを決めておいて、それを極力覆さない、人によって変えたりしない様に心掛ける

でもマイルール作ってもアナウンスしなければ、閲覧者や質問者に伝わらないのでは?と心配な人は、文章にしてアップしておけば良いでしょう
どんな風にすればいいのかわからなければ、他人を参考にしましょう

そもそも、仮にマナーが良い人であっても質問に答える義務なく、こちらの自由
マナーの悪い人にも何でも答える人がいますが、それをやめろと言う権利は私にもあなたにもありません

そして何度も書きますが、ネットの世界は数多の人々がいて考え方は皆それぞれです
嫌なことばかりなら、無理して続けることもないのです
何故ネットで情報を発信しているのかの根幹に立ち返って、今後も続けるかどうか考えてみるのも方法のひとつです

させていただきます症候群

何年も前から気になっていたことですが、外食に行ってメニュー頼んだ後の確認で
「それではご確認させていただきます」とスタッフが言うのが、何か違和感あったんです
別に間違えた言葉遣いとか、態度が悪いとかでは無いのです
違和感を覚えた辺りから、次第に「させていただきます」って言う人が何故か増えていって、更に違和感

別に私が困ったり、何か不都合があるわけではないせいか、違和感を覚える様になって何年も経ってしまいました
今回ネットマナーに関する記事を書くにあたり、「させていただきます」に対する違和感の正体を探ってみたのです

「させていただきます」を検索してみても、正しい使い方とかは沢山出てきますが、私のモヤモヤは晴れません
色んなウェブページをしばらく眺めたあと、改めて関連ワードを見ましたら「させていただきます症候群」というのが表示されいました
「させていただきます症候群」
ぐっと興味が出てきて、またいくつかのウェブページを様々眺めてみました

「あー、コレだよ」と納得したのが「取り合えず、させていただきますを使っておけばいいだろう」といったもの
「させていただきます」 言っておけば、謙遜してるっぽい、態度デカイとか思われないから使う

しかも「させていただきます」多用に留まらず
「さしていただきます」と正しく言えない人や「出ささせていただいています」みたいに余計な「さ」があったり
そんな芸能人が多くて、バカっぽく見えることすらあるの
このページのタイトルは、わざと「ネットマナーについて書かさせていただきます」にしましたwwwww

やたらめったら「させていただきます」 を使うことを「させていただきます症候群」と呼ばれ(揶揄され)ているようです
敬語、謙譲語であるのに、相手を敬う気持ちや、本当に謙遜している風に感じないからモヤモヤするんだな

だから食事に行ってこれを聞くと「マニュアル君」に見えてくる
でもモヤモヤしたり、マニュアル君に見えたりしない人も勿論いますから、そんな人はもてなす心が多少なりとも伺えるのだろうと思います
慇懃無礼とまでは思いませんが、なんだろ、「便利な言葉」のひとつになっているんだろうなぁ

私自身は長年接客業やっていましたが、「させていただきます」 って言った記憶が無い
発声練習に接客七大用語を言うのですが、それに含まれてもいませんでした

背景に時代の変化があります
昔は良くも悪くも、もっとおおらかでした
今の時代、失敗すると叩きまくられますからね
クレーマー対策、失言対策、炎上対策になっているのでしょう
対策が先に来て心が伴わなければ、空虚な文字の羅列でしかなく、言葉ですらなくなってしまうのに・・・

「させていただきます」 の正しい使い方を知りたい人は、検索してね
特に職場では、電話、メール、書類、来客と、シーンが様々あります
「させていただきます」 を多用している自覚があるなら、「いたします」に変えてみてはどうでしょう

「こちらをお渡しさせていただきますので、ご確認いただいて良いでしょうか」
みたいに、繰り返し出てくるとクドいとも感じます
「こちらをお渡しいたしますので、ご確認いただけますでしょうか」等で良いです
「いたします」以外なら、ですますの丁寧な言い方でも、実は十分な場合も多いのではないかと思いますよ

繰り返し出てくるとクドいもののひとつに「ございます」もあるかな

言葉遣いは例え間違っていても、誰かが指摘してくれること自体少ないと思います
職場なら尚更です
正しい言葉遣いを必要とされる場所
お時間がある時に、正しい言葉遣いができているか、セルフチェックしてみましょう