【トラブル】外貨建て保険は内容を理解して契約を【何故起こる?】

投資性の高い一時払い保険「外貨建て保険」について、国民生活センターが注意を呼びかけています
国民生活センターHP
保険商品の銀行窓口販売の全面解禁から10年を迎えて-新たに外貨建て保険のトラブルも-

外貨建て保険とは

低金利が続く円建てでの運用ではなく、金利の高い外貨で運用することでより運用性を高めた保険

  • メリット
  • ・保険料が割安
  • ・分散投資のひとつになる
  • ・円安になると受取額が増える
  • デメリット
  • ・両替時の手数料がかかる
  • ・為替リスクがある
  • ・明確な目標が立てにくい

「外貨建て」という言葉だけで、メリット、デメリットがパッと浮かぶ人は心配ないでしょう
為替変動により、円も外貨も常にそのレートは変動しています
リスクがあって当然のはずなのに、何故トラブルが起きるのでしょう?

トラブルの理由

普通に円で運用される保険でも、内容をしっかり理解することって中々難しいと感じる人は多いと思います
これが外貨建て保険となると、外貨で運用するということ自体が更に「ややこし」「難しい」「よくわからない」と感じることになります

それはそのまま、トラブル相談は高齢者を中心であることに繋がっているといえます
「元本保証だと思っていたのに損失が生じた」といった相談が寄せられているそうですが
外貨建てがどういうものかや、保険の内容を理解していると出てこない言葉のはずですよね

販売担当者(でいいのかな?)はリスクについても説明しているはずですし、契約者も説明を聞き、納得した上で契約しているはずなのです
この「しているはず」がポイントです

販売担当者もさすがにいい加減な仕事は出来ませんので、パンフレットなども併せて見ながら概要と詳細を説明します
契約者は、よどみなくされる説明をうなずきながらしっかり聞いています
時々質問も挟むかもしれません
そして契約へ

販売者はリスクに関する念押しをしたでしょうか
「質問を何度かされたし」と、しっかりした契約者だと思っているかもしれません

契約者は、おそらくその時は理解したつもりになっている可能性があります
わからない言葉について複数質問をしたなら尚更理解したと感じるでしょう
また逆に「よどみなく説明」されたことで、口を挟むことが出来ないまま、促されるまま契約したかもしれません

後日契約者に「外貨建てって、どういう意味?」と誰かが質問したら・・・
本当は「よくわからないまま契約していた」というのが実態なんだと推測します
というか、第三者から見ると、そう思ってしまいますよね

時代背景も

じゃあ理解していない契約者が悪いってこと?
販売者の説明が足りないっていうの?
きっとどちらが悪いというわけではないでしょう

高齢になると判断力が低下したり、認知に曖昧さが出てきたりします
そこを狙うのが詐欺師で、詐欺に遇うのは70代以上が圧倒的に多くなります
そして詐欺を未然に防ぐ介護師もいれば、信用させて貯金を泥棒するような介護師もいます
高齢であるがゆえに生まれてしまう隙を突かれてしまうのです

銀行や保険会社が悪いとは言いませんが、契約を取りやすい人から取ろうとするのはあるでしょう
時代背景として少子化に伴う人口の減少は、そのまま会社の利益に響いてくる問題です
また、マイナス金利のこの時代、少しでも利回りが良い魅力的な商品で顧客獲得をと考えます

未成年者は保護者の承諾が無ければ契約出来ないものは沢山あり、保護者が守ってもくれます
しかし、高齢者の場合そうではありません
独居老人が今既に非常に多く、社会問題となっています
また高齢者に限らず「老後の蓄え」に対する不安は、国民全体の問題でもあります

自分の子供や孫に迷惑を掛けたくない、少しでも遺したいという気持ちから利回りが良いものをと、未公開詐欺に遇ってしまったりするのです

どうすれば防げるか

  • 「子供も忙しいから」
  • 「心配かけたくない」
  • 「こんなこと聞いてバカにされないだろうか」

そんな思いから、誰にも相談せずに契約してしまう方も多いのではないでしょうか
お金の話は中々しにくい部分もあるかもしれませんが、例えば詐欺が蔓延しているのを理由に
保険や預金のチェックをお身内でしたり、何かの契約には必ず相談して貰う
娘や息子の心配を煙たがるかもしれませんが、内心は心配してくれて、気にかけてくれてホッとするでしょう
子供には頑固でも、孫から心配されたら喜ぶ方は多いです

そこから「互いが」相談しやすい環境を作って行くことが出来れば良いのではと思います

私は時々思います
祖父母はいつも私の心配をしてくれたのに、私は何も返せないままだったな・・・って
「チョコレートをあげると言われても、絶対について行ったらダメだよ」と、私が大人になっても言っていました
美味い話に飛び付くなということ、祖母の残した名言


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