【ファイルが消えた時の対処法】ファイル復元ソフトを3種類試した結果【未然に防ごう】
先日こちらの記事をアップしました
・クレジットカード不正利用の手口と対策/不正利用されたらどうするか
結構内容が長く、一度に書き上げるということはせず、数日かけてまとめていきました
文章自体の下書きができたら、そこに段落や改行を師事するタグを加えたり、目次を付けたりして全体が完成します
全体が完成すると、あとはサーバーにアップし、公開となります
しかし・・・全体が完成、アップ目前で、あろうことかファイルを保存しなかったのです・・・
「ファイルの保存をしますか」に「保存します」を選ぶ、もしくはパソコンのキー操作で「Alt」「F」「S」押したあとファイルを閉じるかをして、ファイルを保存します
何故か「ファイルの保存をしますか」に「保存しない」を押してしまったんです!
いつも気を付けていたことだけに、わかる人にはわかる、このグッタリ感、ウンザリ感、脱力感、死ね!自分感が一気に襲います
でもほらぁ、前の状態に戻すことが出来るじゃん?だからそんなミス位ヘーキヘーキ!
ああ、復元出来ない・・・戻せない・・・再びグッタリ感、ウンザリ感・・・
そうそう、バックアップはもうUSBじゃなくてクラウドとかいうのに取ってあるから、そっちにあればラッキーじゃん
そして私は途方に暮れるのです
そもそも全く同期できてねーし、「いつのだよ!」状態だったのです、もうここまでくるとポカーンですぜ
保存しそこねたファイルは復活、復元ポイントの設定、クラウドとの同期、本当の意味でのバックアップ、これらが済んだので記事にしてみることにしました
- 目次
- ▽保存しそこねたファイルの復活方法
- ・ファイルを復元する様々な方法
- ▽復元ソフトを3種類試す
- ・Recuva
- ・Pandora Recovery
- ・EaseUS Data Recovery Wizard
- ▽データ復旧業者を探す際の注意点
- ▽バックアップは必ず3-2-1ルールで
- ▽復元ポイントの設定方
- ▽USBメモリにデータを保存
保存しそこねたファイルの復活方法
まずは慌てずに、落ち着いて淡々と作業をこなしていきましょう
内部のデータが完全に消えて無くなる可能性はとても低く、HDDのデータが保存されているのは、円盤状で「プラッター」と呼ばれる場所です
ここが破損していなければ何らかの方法でファイルは復活できるからです
また、ハッキングなどでファイルの上書きをされたりしない限り、ファイルの内容が変わっていることもありません
全てWindows10での方法や手順になります
ファイルを保存する場合
・「ファイルの保存をしますか」に「保存します(S)」を選ぶ
・パソコンのキー操作で「Alt」 ⇒ 「F」か「S」押したあとにファイルを閉じる
のいずれかの操作をして、ファイルを保存します
「ファイルの保存をしますか」に「保存しない(N)」を選んでしまったときの対処法です
保存しそこねたファイルだけでなく、誤って削除してしまった、どこに保存したのかわからなくなってしまった、という場合も同様に以下の方法を試してみてください
ファイルを復元する様々な方法
保存しそこねたファイルでも、ファイルの復元で保存しそこねる前の状態に戻すことが可能です
対象ファイルから復元
対象ファイルを選択 ⇒ 右クリック ⇒ 「以前のバージョンの復元」を選択
「○○(ファイル名)のプロパティ」が表示され、以前のバージョンを選択できるようになります
以前のバージョンが複数あっても「開く」をクリックすれば内容の確認ができますので、そこは安心です
復元したいバージョンを選択し「復元」を選択します
ファイル履歴から復元する方法
・OneDriveのファイル履歴から
対象ファイルを選択 ⇒ 右クリック ⇒ 「以前のバージョンを復元する」を選択 ⇒ 「バージョン履歴」を選択
復元したいバージョンを選択し「復元」を選択します
※OneDriveでは過去のバージョンのファイル保存は30日間です
・バックアップファイルのファイル履歴から
スタートボタンを右クリック ⇒ コントロールパネル ⇒ システムとセキュリティの「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」をクリック ⇒ 「個人用ファイルの復元」をクリック
復元したい日時を左右の矢印でで選択して、真ん中の復元ボタンをクリック
「同じ名前のファイルに対して上書きするかどうか」と出ますので、のいずれかを選択して復元完了
ごみ箱から復元する方法
ごみ箱には基本的に削除したファイルが入っていますが、もしかしたら「保存しそこねたファイル」ではなく「削除したファイル」の可能性もあるかもしれません
念のために探してみましょう
・デスクトップのごみ箱から
デスクトップにある「ごみ箱」を開き、対象ファイルを探す
ファイルが多い時はファイルを検索ボックスに入力して探す
もし見つかったら、対象ファイルを選択 ⇒ 右クリック ⇒「元に戻す」をクリックで復元出来ます
※OneDriveを利用している場合はそのごみ箱から探します
・OneDriveのごみ箱から
OneDrive webにサイトにアクセスし、サインイン
ナビゲーションウィンドウにある「ごみ箱」を選択
チェックボックスをクリックして、復元するファイルを選び「復元」をクリックします
Cortana(コルタナ)で検索
「スタート(Windowsのマーク)」をクリック ⇒ Cortanaで「%AppData%」と入力 ⇒ 「Enter」
「%AppData%ファイルフォルダ」と出るのでフォルダを開きます
C:\Users\USERNAME\AppData\Roamingにて、紛失されたファイル名を右の検索バーでタイプします
Cortanaが表示されない時はタスクバーを右クリック「Cortana」 ⇒ 「表示しない」「アイコンを表示」「検索ボックスを表示」選択で選んでください
さて、ここまでは復元ポイントが設定されていたからこそ出来たこと、OneDriveなら同期設定がなされていたからできたことなのです
私の場合、何故か復元ポイントは設定されていないし(多分何かでオフにしたんだと思う)、OneDriveなんて一昨年の春辺りのデータでしたから
OneDriveとは
パソコン内のハードディスクドライブ(HDD)に保存されたデータは、USBなどを使わないと持ち出せません
OneDriveを利用すれば、One Drive (クラウド) に保管したデータをスマホや他のパソコンからもアクセスする事が出来る便利なサービスなんです
Windows 10 October 2018 Updateにデータが損失するといった重大な欠陥があって、ファイルデータ消失が大変だったみたい
尚、修正はされた模様
ただ、OneDriveのファイルデータが勝手に消える不具合は、2014年くらいから発生しているとの報告もあり、OneDriveの多くのユーザが被害を受けていて、かなり有名な話しなんだって
私の場合、同期設定をミスしていたのか原因はよくわかりません
保存しそこねたファイルをどうにか探せないか、とにかく調べました
ファイル復元ソフトを3種類試した
「ファイル復元」と検索窓に入力するだけで、ファイル復元ソフトが存在することがわかり、一安心・・・でもない
ソフト苦手でwww画像編集すら苦手な私に、分かり易いソフトが見つかればいいのだけど、使い勝手は試してみないとわかりません
復元ソフトはファイルのスキャンに時間がかなりかかりますから、そこは注意してくださいネ
スキャンしてファイルを表示するまで、私の場合は約30~40分かかりました
Recuva
・Recuva
- 特徴
- ・復元確率の事前確認
- ・ファイルのプレビュー表示
- ・絞り込み表示&並べ替え
- ・復元ソフトでも復元できないように完全に抹消も可能
- ・日本語対応
- ※有料版もありますが、サポートがあるか無いかだけなので無料版で十分です
何らかのソフトをダウンロードして利用したことがあるなら、難しくはないと思います
現時点ではダウンロードできるソフトが「Installer」と「Portable」の二種類表示されます
InstallerとPortableの違いは表記通り、Installerはインストールして使う、Portableはインストールしなくていいし、USBやSDに入れて持ち運びが可能
私が試してみたのはポータブル版です
起動後に「Option」から「Japanese」を選んで日本語対応させましょう
使い方はこちらのサイトを参考にしました
MONEY QUEST
・削除、フォーマットしてしまったHDDを無料でデータ復旧する方法を紹介
Pandora Recovery
・Pandora Recovery
※紛らわしいダウンロードリンクがあるので注意してください
- 特徴
- ・左カラムにツリー形式、右カラムにフォルダー内容を表示
- ・ファイルのプレビュー表示
- ・ファイル名、ファイルサイズ、作成や更新日を指定して検索・スキャン
- ・日本語対応
起動後に、メニューバーの「Tool」⇒「Options」をクリック ⇒「Options」⇒「Language」⇒「Japanese (JP)」選択で日本語対応させましょう
使い方はこちらのサイトを参考にしました
フリーソフト100
・Pandora Recovery
EaseUS Data Recovery Wizard
これを使って復元に成功しました
・EaseUS Data Recovery Wizard
- 特徴
- ・3400+ファイル形式のデータを高確率で安全に取り戻せる
- ・クイックスキャンとディープスキャンで復元率アップ
- ・およそ全ての記憶メディアから削除したデータを復元可能
- ・復元の前にプレビュー可能
- ・オーディオファイルやムービーファイルもプレビューで聴く見るが可能
- ・ディープスキャン可能
- ・スキャン結果を保存可能
- ・無料体験版では、合計2GBまでのデータを復元
無料体験版といっても、よくある「一ヶ月間お試し」から有料へ移行するタイプではなく、ずっと無料で使えますので安心ですヨ
ちなみに有料は二種類で、「Pro 8,900円」と「Tech 35,580円から」となっていました
使い方
ソフトをダウンロード ⇒ 「次へ」を押してインストール完了
スキャンを行うディスクを選ぶか、自分で場所の指定も出来ます
スキャン完了後は、発見されたファイルから復元したい対象ファイルを探します
プレビューでファイルの中身を確認出来るので、同じファイル名が複数出ても大丈夫
どの程度さかのぼればいいかは日付も参考にできます
復元したい対象のファイルにチェックを入れて、画面下の「リカバリー」をクリック ⇒ リカバリー場所のフォルダを指定
ポップアップで「リカバリー中」「リカバリーが完了しました」と教えてくれます
完了したら中身を再び確認しましょう
結局私は「EaseUS Data Recovery Wizard」で保存しそこねたファイルを復元しました
「Recuva」も「Pandora Recovery」も機能的に大差ないとは思うのですが、ファイルのツリーや各ファイルの表示のされ方と言えばいいでしょうか
「EaseUS Data Recovery Wizard」がスゴク見やすかったんですヨ
そもそもスキャンを行う対象を選ぶ画面も見やすかったですし、大量のファイルもスッキリ表示されてるというか
普段自分が目にしている物に近い感じもするからだとは思います
また「EaseUS Data Recovery Wizard」は日本語での自社ページがあり、使い方も掲載してあるので、その辺りも使い勝手の良さに繋がっていると思います
なにしろ、画像編集ソフトですら苦手な私でもスムーズに使うことができましたからwww
スキャンはクイックスキャン ⇒ ディープスキャンの順で行われます
間違って消したばかりのデータなら、クイックスキャンでも見つかるかもしれません
スキャンが終わると「お探しのファイルが見つからない場合は、ディープスキャンをクリックしてください」と出ますので「OK」ボタンをクリック
クイックスキャンで対象ファイルがすぐに見つかると良いのですが、ディープスキャンとなると結果に表示されるデータ量は膨大になります
ファイルの名前を覚えているのであれば、ファイルの名前を右上の「検索ボックス」に打ち込み検索してみてください
私の場合、ディープスキャン後、探しているファイル名で検索して見つかりました
表示される日付も、古い・新しく順を変えられますので、日付も参考になるかと思います
保存しそこねたファイル名自体は「0125.html」ですが、保存する前になると、テンプレートに目次を入れた状態、その前ならテンプレートのコピーしかありません
下書きは別の下書き専用に使っている「a.html」というファイル名になるんですね、これを探していたんです
途中経過から完成まで三種類の状態で出てきたので、「さすがだ」と感心しました
見つかった瞬間はなんとも言えない安心や嬉しさがありましたが、やはり反省しきりです
バックアップの必要性なんかもですが、「a.html」というファイル名は下書き専用で、複数のフォルダに存在していました
検索ボックスで「a.html」を検索すると、複数の「a.html」が出るのは途中経過から完成までだけでなく、目当てのフォルダのものではない「a.html」もでてくるのです
記事を書いてサーバーにアップするまでの流れは、今のやり方に慣れていますから、下書き用ファイルはフォルダ毎に「kaiboua.html」「spama.html」みたいに変更
アップするファイルも、日付をファイル名にしているものが2フォルダあるので、これからアップするものは西暦も加えて「0101.html」から「190101.html」に変更といったことをしました
復元ソフトもダメな時
復元ソフトを試してもだめだったら、あとは有料のデータ復旧サービスに依頼するとかになるのでしょうね
データ復旧業者を探す際、焦ることは全くありません
復旧させたいデータは上書きされない限り変化することはないからです
慌ててデータ復旧業者に即依頼せず、あなたが納得できるまで何社も当たりましょう
料金ひとつ取っても、初期診断の有無、キャンセル費用や送料など細かく調べる、業者に問い合わせる必要があります
問い合わせをする場合の注意
データ復旧業者を探す場合、「メールで」細かい内容まで確認しましょう
データ復旧の話となると、カタカナやアルファベットが多くなるでしょ?
ちゃんと言ったつもりでも、聞き間違う可能性がお互いにありますから、その様な不要な誤解や行き違いを避けるためや、「言った言っていない」にならない為の証拠にするために、メールでのやり取りがオススメです
復旧業者を探す場合はきっとネット検索からとなるでしょうから、最低限チェックして欲しいことを書いてみます
これらは業者のWEBサイトに掲載されているべきことです
- ・初期診断の有無
- ・復旧可能なデータの一覧
- ・キャンセルできるか、キャンセル費用はあるか
- ・送料はかかるか
- ・復旧にかかる時間
- ・料金の支払い方法
- ・復旧の際にハードディスクを開封するのか
これらの項目のなかで、ネットから確認できない内容については必ず質問してください
見積もりを依頼するなら、やはり1社だけでなく最低でも5社は依頼した方が良いでしょう
あなたがどれだけ納得できるのかが大切です
そしてデータ復旧業者にも残念ながら悪質な業者はいます
悪質な業者に引っ掛からないためのチェックです
業者のWEBサイトに上記の事柄の他、「特商法に関する記載」があるかどうかで、これがなくてはその時点で違法業者となります
単に特商法に関する記載があればいいものではなく、その中身が肝心です
支払いについては、料金が分かり易く詳細に、支払い方法なども併せて掲載してあるかをチェック
- ・料金体系が明確
- ・細かい部分も料金の掲載がある
- ・キャンセルに関すること
- ・支払い方法
会社に関しては、住所はビルの何階何号室まで書いてある必要があります
全てのとは言いませんが、経験上、会社に関する記載を画像で掲載している場合、悪徳業者の可能性が高くなります
- ・会社名
- ・会社の住所
- ・代表者や責任者
- ・電話 FAX番号
- ・メールアドレス
信頼の証ISO9001、ISO27001
実績豊富な技術力のあること、高度なセキュリティ体制を備えていること
各データ復旧業者をよく見ると、「ISO9001」「ISO27001」というものを見かけることがあります
WikiISO9000とはより
ISO 9000シリーズないし、ISO 9000ファミリーとは、国際標準化機構 (ISO) による品質マネジメントシステムに関する規格の総称で、その中核をなす規格はISO 9001である。
ISO 9001「品質システム-設計・開発、製造、据付における品質保証のためのモデル」、ISO 9002「品質システム-製造、据付における品質保証のためのモデル」ISO9001というのはよい製品、サービスを提供するために、製品・サービスの結果ではなく、提供されるまでの過程が重視されています。
この為、不良品が発生した際は、速やかに回収し、原因を追究し、改善に結びつける仕組みが根付いていることが求められます。
Wiki情報セキュリティマネジメントシステムより
そしてISO27001では、情報流出などが起こらないように、情報流出の危険性がないか、
社員のモラルは十分か、情報を守る取り組みを継続的に行えているかというセキュリティ対策が行えているかを判定しています。
当たり前ですが、データ復旧では対象のデータだけを復旧業者が見るわけではなく、パソコン全体のデータを見ます
他人のパソコンのデータを扱うのですから、技術力があるのは当然、セキュリティ対策がしっかりなされている、セキュリティに対する意識が高いことは重要な要素の一つです
「ISO9001」「ISO27001」はその目安に出来るということになります
もし、あなたが今頭をかかえているなら、この記事が一助になれば幸いです
バックアップは必ず3-2-1ルールで!
今回、私は復元ポイントすら設定しておらず、バックアップを他に取ることもせず、データはクラウドに預けているから大丈夫だと、高を括っていたのです
(OneDriveは、Windows10から始まったクラウドサービスで、マイクロソフトが出している物です)
ただ、OneDriveにデータを預けようと思った時、不安を全く感じなかったわけではありません
もしも、もーしもの事があったらデータはどうなるんだろう?でもそれを言っていたらクラウドなんて使えなくなってしまう
大手のサービスなんだし、心配し過ぎかな?なんて思ったり
以前はUSBメモリにバックアップしていたのに、OneDrive使うようになってUSBメモリを使わなくなっていました
一番安全なのは、USBメモリなどの外部メディアにバックアップしておくことですので、重要なファイルは常にいくつかのメディアに分散してバックアップを取る
コピー数が多いほど、データが失われるリスクは少なくなりますよね
バックアップは「3-2-1ルール」で作成し、そのコピーをクラウドサービスに保存するといった方法が、より確実です
・3箇所にバックアップをとる
本来のデータに加え、少なくとも2つ以上のバックアップを
破損や紛失などに備えて、バックアップは必ず複数取りましょう
・2種類以上の方法で
異なる種類のストレージにデータのコピーを保管
これも同様に、同じ種類のストレージ(ストレージって何?)に沢山コピーせず、種類が違うものに分散してリスクに備えます
・1つのバックアップはオフサイトで
オフサイトとは離れた場所を指します
あくまで例えばですが、自宅のパソコンのバックアップは職場のデスクやロッカーに置く、職場のパソコンのバックアップは自宅の鍵がかかる場所に収納する
といった感じで、災害時などパソコンやUSBメモリを持ちだせない可能性も視野に入れて、バックアップの保管場所を別に持つことです
そういった意味ではオンラインストレージも有効といえます
ストレージって何?
ストレージとは、パソコンのデータを長期間保管しておくための補助記憶装置です
・外部ストレージ
外付けハードディスクやDVD、CD、USBメモリーなどがあげられます
クラウドもストレージのひとつ、オンラインストレージと呼ばれています
・内部ストレージ
パソコンには、データやプログラムが入っているストレージとしてハードディスクやSSDがあります
復元ポイントの設定方法
復元ポイントは自動と手動で作成することができます
初期設定では自動的に
自動で復元ポイントを作成する場合、Cドライブ(システムドライブ)は初期設定では有効になっているので、自動的に復元ポイントが作成され、特に設定をする必要はありません
Cドライブ以外に関しては「システムの保護」を自分で有効にする必要があります
まずシステムの保護を有効にします(既に有効になっている場合は復元ポイントを作成に移ります)
コントロールパネルから「システムとセキュリティ」 ⇒ 「システムの保護」
「システムのプロパティ」が開きますので保護が無効になっているドライブを選択し、「構成」をクリック
「システム保護対象」ウィンドウが表示されます
「システムの保護を有効にする」を選択、「OK」をクリック
これでシステムの保護を有効にしました
次に復元ポイントを作成します
「システムのプロパティ」からドライブを選択し、「作成」をクリック
「システムの保護」が開きますので、復元ポイントの識別に役立つ説明を入力(この時入力する説明は、あなたが分かり易い言葉でかまいません)
入力したら「作成」をクリック
「復元ポイントを作成しています」と表示され、終了すると「復元ポイントは正常に作成されました」と表示されたら「閉じる」をクリック
これで復元ポイントの作成が完了です
参考 Microsoft
・システムの復元ポイントを作成する
・Windows10の回復オプション
USBメモリにデータを保存
Windows10でUSBメモリにデータを保存する方法になります
USBメモリをパソコンに接続すると、「PC」の「デバイスとドライブ」欄に「USBドライブ」アイコンが追加表示されます
保存したいデータを右クリック ⇒ 「送る」を選択 ⇒ 「USBドライブ」をクリックします
データ保存は簡単にできますから、こまめに保存することをお勧めします
データ量が多いと、最初に保存する時に若干時間がかかるかもしれませんが、一度保存してしまえば、あとは更新したフォルダやファイルのみを保存すれば時間はかかりません
復元不可能にする
復元ソフトの機能に「復元ソフトでも復元できないように完全に抹消も可能」といったことが書かれているように、パソコンのデータ自体は消滅するわけではなく、どこかに残っているんですね
映画やドラマで復元するシーンがありますが、特殊なことではなかったんだと今更ながら思いました
本当に復元できないようにする近道は、パソコンの中に円盤状で「プラッター」と呼ばれるものが入っていまして、それをトンカチなんかで叩き壊す
それなら時間もお金もかかりません
他には、プラッターは磁気に弱いので、強力な磁気を当てて狂わせてしまうといったことが出来ます
相当強力な磁気でなければならないので、業者に依頼することになりそう
そして上記のソフトにも出てきましたが、データの完全消去ができるソフトもあります
参考までに
freesoft100
・無料ファイル完全削除ソフト一覧