さよなら変形文字、Googleが新型CAPTCHA開発
先日パソコンからGoogleのウェブマスターを利用していると
「I'm not a robot」(わたし はロボットではありません)
という文が書かれた枠が表示され、横にチェックボックスがありました
チェックを入れて引き続き作業を続けましたが、「今のは何だ?Googleの新しい何かなのか?」
と気になるので作業終了後にネット検索しました
変形文字の判読はもう不要、Googleが新型CAPTCHA開発されたのだとか
米Googleは12月3日、人間とボットを識別するための変形文字reCAPTCHAを進化させ、
変形文字を使わずにユーザーを識別できる「No CAPTCHA reCAPTCHA」を開発したと発表
reCAPTCHAやCAPTCHAはWebサービスの不正利用を防ぐ目的で、相手が人間であることを識別する仕組み
ユーザー登録などの際に広く使われているが、ユーザーにとっては手間がかかるうえ、技術の進歩によって不正を防ぐ仕組みとしてのCAPTCHAは通用しなくなりつつあるという
ネットに繋いで何かしらのウェブサイトもしくはページにアクセスした際、判読しづらい英数字が表示され、同じものを打ち込まなければ次へ進めない
といった、ちょっと面倒くさい手順を踏んだことは、皆さんも何度もあると思います
中には本当に判読が難しくてチェンジしたのに、またチェンジなんてこともあったり
ちなみに私は未だドコモのガラケーなのですが、携帯からGoogle検索をしようとすると
何故かパソコン扱いになるのか?その面倒くさい奴、「CAPTCHA」がたまに出てきます
ついでに書くと、たった今「Sorry... We're sorry......See Google Help」が出たんですが、これも時々出ます
これが出るとどうしようもないんで、Yahoo!で検索しますけど、内心は「死ね!」です
さて「CAPTCHA」に話を戻しますが
「CAPTCHA」とはゆがんだ数字等を表示し、それを入力させることで人間とロボットを区別する為のもの
何故そういったことが必要かというと、ロボットによるあらゆる意味で不正なアクセスを防ぐ為
例えば当サイトでも掲載している迷惑メール、それを送る悪徳業者がメールサービスのアカウントを大量取得するのを防いだり
掲示板やコメント欄に広告を自動投稿するといったプログラムを拒否したり
ランキングの大量投票を行うプログラムをブロックする等です
ブロックする所が増えたのか、ウェブページがあまりに膨大で目につかないだけなのかは判りませんが
この頃はアダルト系の広告をガッツリ貼られた掲示板やコメントスペースをあまり見掛けなくなった気がします
Googleが開発した新しい「CAPTCHA」が浸透していってくれれば、面倒臭い作業とはもうお別れです
上に書いた通り、ほんの一瞬、ワンクリックで人間とロボットを区別してくれます
ネットにおけるユーザビリティ向上を図るGoogleらしい開発だと思います
これならムカつかない、手間も掛からない
こと日本人はせっかちな人種らしくて、大助かりかもしれませんね
用語参考
・IT用語辞典 e-Words