THE STAGE OF LEGEND~栄光の軌跡 ~西城秀樹 HIDEKI SAIJO AND MOREのレビュー
西城秀樹さんが亡くなり、このような記事を以前アップしました
・亡き人を偲んで・・・ヒデキのDVD品薄でもなんでもありません、普通に買えますヨ
この記事は大変長くなりますので、必要な部分だけ読めるように目次をつけてます
- 目次
- ・DVDBOXを買うに至るまで
- ・テレビ画面幅の設定を
- レビュー
- ・DISC 1
- ・DISC 2
- ・DISC 3
- ・DISC 4
- ・DISC 5
- ・DISC 6
- ・DISC 7
- ・DISC 8
- ・DISC 9
- ・ありがとうしかない
DVDBOXを買うに至るまで
とうとうヒデキの9枚組DVDBOX「THE STAGE OF LEGEND~栄光の軌跡 ~西城秀樹 HIDEKI SAIJO AND MORE」を買ってしまいました
こちらで詳しい内容が確認できます
当サイトの性質上リンクにはしていませんので、URLをコピーしてネ
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=DYCS000001219
始めは9枚もいらないかなと思ってました
一番観たいのは長髪時代、20歳のヒデキに半年間密着して撮った記録映画「ブロウアップヒデキ」
紅白初出場の「傷だらけのローラ」の翌年でもあり、まだまだ舌足らずなしゃべり方が特徴的な時期です
9枚の中で次に観たいのはいわゆる「50曲ライブ」と呼ばれている、武道館でのコンサート
髪を短くしたばかり、男性が本当に大人に変わる時期の独特の色気があります
50曲という贅沢さと、「チャンスは一度」の振りを照れまくってやってる姿だけでも観る価値あると思っていました
始めはブロウアップ単品で買おうかと思っていた位なんです
それがDVDBOXの内容を何度か眺めるうちに、あのCMも入っているんだとか、インタビューか、イイナ、ヒゲローラじゃんなんて思い始め
生きている姿は二度と見ることは出来ない、もちろん会うことも・・・と思うと泣けてしまって、手元に置いておかないと後悔すると思い至ったのです
DVDBOXを買おうと決心するに至った原因は生きている姿をもう見ることが出来ないこともですが、さくらももこさん、樹木希林さんが相次いで亡くなってしまったことも大きかったです
ヒデキにまつわる方々が、なにも同じ年に逝ってしまわなくてもいいじゃないのよとショック倍増、こたえました
ちなみに、こんな時「人はいつか死ぬんだから」とか「寿命だったんだよ」とか、慰めてくれてるつもりなんだろうけど、凄くキライ、傷付く
どうして「残念だよね」って言えないのかしら、その一言で済むのに
DVDに話を戻しますが、以前購入したNHK Collectionより値段は二倍以上します
でも枚数と単価で考えたら、マジで安いよね、下世話な話だけど
ブロウアップ単品だと5,076円(税込)
もしブロウアップ単品が欲しいという方はこちら、映画なので「松竹DVD俱楽部」から出ています
http://www.shochiku-home-enta.com/shop/item_detail?item_id=1674154
正に矯めつ眇めつ(ためすがめつ)、DVDBOXは逃げませんから、じっくり、じ~っくり考えました
そしてある日「そういえば悩んだ末に結局あのバッグ買わなかったなぁ」と、ふと一昨年の冬のことを思い出したのです
このバッグは確か3~4万円だった記憶、何年もチマチマ貯めていた500円玉貯金をバッグ代に当てようとしていたことも思い出しました
これで完全に背中を押された状態
それでも、台風やら地震やらで大荒れの日本でしたから、9月になってネットから購入
「買う時は言ってね」と、なるべくポイントバック等様々な特典を駆使して主人が注文してくれました
結果的に金額にして4000円近くお得に購入出来て、DVD1枚分に近い割引となったのです
主人はネットの買い物が得意で助かりました、私なんて面倒くさがって最安値にこだわらなかったりするので・・・
テレビ画面幅の設定を
「HIDEKI NHK Collection 西城秀樹~若さと情熱と感激と~」はテレビで放送されたものをDVD化しているので大丈夫なのですが、
「THE STAGE OF LEGEND~栄光の軌跡 ~西城秀樹 HIDEKI SAIJO AND MORE」は「ブロウアップヒデキ」以外は、テレビ画面の設定が必要になります
おそらく自動で設定してはくれないのが殆どだと思われますので、そのまま観ると横に広く映ってしまいます
「え?ヒ、ヒデキ?太ったん?いやいやこの時は細いよね・・・?自慢の御足まで短い・・・
( ^ω^)
・・・・・・なんで?」
地デジ未対応番組が映った時のように、両端を狭くしないといけない
以前使っていたリモコンは数字の右側に配置していた記憶、でも現在のリモコンは違うから、「ホーム」から探すも見つからず・・・
も、もしかして4K対応になったから、地デジ未対応は捨てられたのかと半ば悲しくなりながら、いやいや、そんなことしたら古いDVDとか見られなくなるよね?
大概のものは説明書見なくてもわかるけど、さすがに無理かともう一度リモコンを眺めると「視聴中メニュー」というボタンがあるではないですか
視聴中はテレビ番組限定だと勝手に思っていたけど、もしかして・・・www
正解でしたwwwwwwwww
メーカーがSONYの方なら「視聴中メニュー」を押すと、その先は説明不要のわかりやすい案内が出ますから、「ワイド選択」から「ノーマル」を選びましょう
「ブロウアップヒデキ」は映画なので、自動的に上下が黒くなり狭くなります
THE STAGE OF LEGEND~栄光の軌跡 ~西城秀樹 HIDEKI SAIJO AND MOREのレビュー
さて、前置きが長くなりましたが、ここから「THE STAGE OF LEGEND~栄光の軌跡 ~西城秀樹 HIDEKI SAIJO AND MORE」のレビューにいきたいと思います
ネタバレみたいになり過ぎるのもどうかと思うので、サラッと感想を書いた程度ですが、なんせ9枚ですから長くなってしまいます
プレイリストはこちらで確認してね(当サイトの性質上リンクにはしていません)
Sony Music Shop
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=DYCS000001219
最初に観た時は年代別に、ブロウアップから観ましたが、ここではDVDのナンバリング順にレビューを書いていきますね
DISC 1 BIG GAME HIDEKI FINAL IN STADIUM CONERT
1983年8月6日 大阪球場ファイナルのステージ
フォーミュラカーに乗って登場
打ち合わせ風景なんかも入っていて、舞台裏もほんの少し覗けます
ステージの下をモトクロスバイクが走り回ったり、クレーンでゴンドラ移動、気球移動と正に伝説のスタジアムライブを観ることが出来ます
気球に釣り下がって歌うのは大変だったと思います
終わりの方では盛大な手筒花火でお祭りみたいで、相当熱いだろうに、花火の火の粉を浴びるヒデキ、花火職人さんが素敵
最後に「ありがとう大阪スタジアム」という曲があるのですが、ファイナルの為に作ったっぽいです
途中でファンからのお手紙を紹介する場面があり、ヒデキの生真面目さが伺えます
気になったのはパンイチになった時、右足首に包帯があったこと
捻挫していたのかな?それなのにガチで走り回っていてビックリしちゃった
そのガチで走り回っている時かな?
ネット越しにというか、ネット挟んだだけで目の前にヒデキがいるという、なんとも羨ましいシーンがあります
DISC 2 ’85 HIDEKI SPECIAL IN BUDOKAN -For 50 Songs-
1985年1月15日 日本武道館ライブ
いわゆる「50曲ライブ」とよばれるもので、新曲の50曲目の初披露を兼ねています
私の中では三大カッコイイヒデキのひとつ、短髪細マッチョの時期なので、観ていてリアルに死ねます
あと二つは、20歳前後の長髪時と、本当に短い期間のヒゲローラです
ACT1
50曲という贅沢な内容は勿論のこと、上で書いたように「チャンスは一度」の振り付けを照れながら踊ってくれたり、「ジャガー」のセリフもテレまくりで言ってくれたり
「チャンスは一度」の振り付けのVTRって、リアルタイムのものはまだ出てきていないんですよね
振り切ってwww唄ってるからスゴイ楽しいw
トークでは、デビュー曲をレコーディングした時の思い出や、初めてファンにサインした日のこと、郷ひろみさん、野口五郎さんとの出会いに触れてくれたり
こんな時話をする時も彼はひたすら優しい人なのだと、画面をとおして人柄が伝わってきます
オープニングの白い衣装から、赤と黒の衣装への変身も鮮やかで「靴まで変わった!」なんて、本当に内心キャーキャー言いながら観ていて、このDVDが一番リピしています
ACT2
白いブラウスに黄色のモアレタフタ生地のパンツ姿で、結構ダンスを披露してくれます、カッコイイ
ダンスをしながらの歌唱でも息があがらないのはさすがプロ、感心させられることの一つです
ゲストに女性が二人登場します
また、以前バックバンドをされていた芳野藤丸さんが参加していてチョット嬉しかったりします
セブンスターショーでの「瞳の面影」「That's the away」が素敵でしたから
黒のスーツ姿になり、いよいよ新曲の50曲目「一万光年の愛」の初披露となり、更につくば博のテーマソングになったことも併せて発表されました
つくば博では当時の皇太子殿下、妃殿下の御前で歌ってるんですね
「ブルースカイブルー」では、ファンの皆さんの美しいハーモニーが聞こえ、出棺時の時を思い出して何度観ても涙ぐんでしまいます
本当に、いつもいつも、ファンとの合唱を忘れないのね
DISC:3 HIDEKI SAIJO CONCERT TOUR ’86 -Caravan From Tokyo-
1986年10月14日から19日香港、シンガポールコンサート
まるでプロモーションビデオ
東京の街中を流すカメラ、そこには風景だけでなく街を歩くヒデキの姿もあります
間にインタビューっぽいメッセッージも外で撮っています
全編に渡って、ほんのわずかな期間しか見れないセクシーな髭ヒデキが・・・いやもうカッコ良すぎて死にます
こんな人、視線を向けられただけで倒れる自信ありますから
髭自体は映画の撮影のためになので、撮影が終わったら直ぐに剃ると夜ヒットのtubeで言ってました
なんてもったない!、本人的に髭はあまり好きではないのかな
実は髭ヒデキはtubeで初めて知って衝撃を受けたのです
50曲ライブからわずか1年、すっかり大人の男の色気溢れる、溢れすぎる
ヘアスタイルも短髪から少し長くて、ふんわりしていてこれまたよく似合ってると思うのです
ビジュアル的に一番好きかも
仮に極悪人でもフラフラ付いて行きますヨ
そんな風に感じるのは、ジョン・ローンとかデビット・ボウイとか海外の人でしたけどね
このディスクには香港で流されたシチズンのCMに使われたダンスをするヒデキも収録されています
アジアで最初に成功した歌手でもあるのかな
ヒデキは何でもパイオニアだから、大抵のものは「初」だったりします
私が知らない「初」がまだまだありそう
DISC:4 HIDEKI SAIJO CONCERT TOUR ’91 -FRONTIER ROAD-
1991年5月11日東京厚生年金会館
この時、ストレートっぽいヘアスタイルで、私はあまり好みではないのですが
当時は舞台をやっていて、書生さんの役なのでパーマヘアでは不自然だからということでした
なるほど
楽しかった曲を2曲紹介
ちびまるこちゃんのエンディングでお馴染みの「走れ正直者」を振り切って唄います
始めは断ったそうですが、さくらももこさんに押し切られた形で
ザ・ヒデキな唄い方といえばいいでしょうか、受けたからには予想を越えたものを返す人ですね
さくらさんも亡くなってしまいましたね・・・
きっとあちらではヒデキのライブ三昧だと思いたいです
もうひとつ楽しいナンバーが、吉田拓郎さんが作ってくれた「きみの男」
1年ほど付き合った彼女の両親に挨拶に行ったら、まさかの金持ち、逆玉状態にビックリ
曲調も面白い構成にしてあって、ノリノリです
歌詞にはヒデキの往年のヒットナンバーが出てきて、チョットだけその振り付けを入れていて更に楽しくなります
そして後半は海外のカバーでガンガン歌いまくる感じ
英語の曲を日本語訳にして歌うと、どこかダサいというか今一つなんだけど、ヒデキのは何故かカッコイイ
言葉のチョイスが良いのだろうか
「抱きしめてジルバ」なんて、何ら遜色なく素敵な歌詞でしょ?
DISC:5 HIDEKI SAIJO CONCERT -39 Thank You-
1995年3月9日渋谷公会堂
いわゆるサンキューコンサートと呼ばれているものですね
正直な感想としてヒデキもオジサンになってきたなって、でもスゴくチャーミングなんだな
男性に可愛いと言うのをいやがる人もいますが、ヒデキはデビューから病魔に襲われた後でさえ、ずっとチャーミング
ワイルドだと言われがちですが、繊細なのにおおらかといった、相反する部分を持ち合わせている人だとも思います
爆笑しちゃったのが、最前列の女性に「どこから来たの?」って、スタンドを逆さまにしてマイクスタンドごとマイクを向けるのです
その考えはなかったわー
オヤジギャグ飛ばしてご満悦なのがもうwwwカワイイ
情熱の嵐に「せつない胸」って出てきますが「せつない胸・・・いいね、せつない胸、そんな経験あるでしょ?」と藤丸さんに聞いたのか?
「俺はあるんだよぉ」と何度も「せつない胸」の部分だけ繰り返すの
可愛くて可笑しくて、付き合うバンドとコーラス、お客さん、皆可愛いなんて思っちゃった
DVDBOXの中ではなんだけど、ここから歌詞を映すモニターを足元に置くようになります
いや、今までよく使わなかったよね
一度のライブで歌詞間違えるのって一回あるかないかだったから、凄いと思います
50曲ライブの時、ヤングマンを間違えちゃって、はにかむ姿は可愛かった
自分の曲だけでも恐ろしい数あるのに、プラス国内外のカバーも沢山あるから・・・一体何曲歌ってきたんだ!
時々そのモニターをガン見しちゃって、またまた可愛いのw
オジサンなんて書いちゃったけど、この辺りから大人の男の余裕を感じます
くだらない愚痴とか相談でも、うんうんと聞いてくれそうな親しみすら覚えます
人の話を聞いていない時があるそうだからwww聞き流しになるかもだけどwww
50曲ライブでも合流してくれた芳野藤丸さんも参加
藤丸さんの方がヒデキより年上だけど、ヒデキのバックバンドをやってたから今があるとヒデキに感謝してらした
ヒデキから離れることになった時も嫌な顔ひとつせず、快く送り出してくれたんだと言ってました
きっと互いにリスペクトしていて、だから後年また一緒に演奏できるのだと思います
DISC:6 HIDEKI SAIJO LIFE WORK 7 TREASURES
インタビューを交えながらの正に、ヒデキヒストリーです
あの時はこんなだったとヒデキ本人が語るので安心感もあります
インタビューはかなり長いので、今となっては本当に貴重な映像ではないかと思います
これまでのヒデキを本当に上手くまとめていて、ヒデキ没後ロクな追悼番組がない中、クリス松村さんが頑張ってくださったラジオ番組「ヒデキ三昧」と、このDVDとで少しは溜飲が下がる思いでした
あのカレーのCMはもちろん、デビュー当時、自分の等身大パネルを抱えてレコード店まわりをしている様子なんかも収録されています
昔、新人歌手を紹介してくれる番組があったんですよね
懐かしの隠し芸大会での流鏑馬なんてのも収録されていて、ヒストリー映像も貴重なものばかりです
これを観た時、しみじみと「ああ、買って良かった」と思いました
ヒデキ、ありがとう
インタビューの最後はヒデキが若い人達を巻き込んでチャレンジした、D-LIVE 「ROCK TO THE FUTURE」の紹介で締め括られています
DISC:7 SPECIAL BONUS DISC -9 VIDEO CLIPS-
元々2003年に限定販売され、当時DVDBOXは7枚組だったので、DISC:7がBONUS DISCの位置付けとなっています
ライブでもテレビ番組でもなく、プロモーションビデオでいいのかな?
1984年から1998年と年代の幅も広めで、結構CGが使われていたりして、CGの技術に時代を感じます
DISC:8 松竹映画「ブロウアップ ヒデキ」
20歳を記念しての全国縦断ツアーに密着した記録映画で、元々は松竹映画所有のものを還暦記念に再販となったDVDBOXに加えた形です
パッケージには「まさかこれが残されていたと思わなかったから凄く嬉しい、ヒデキ感激」といったコメントが掲載されていて嬉しくなりました
ブロウアップ ヒデキはいくつかの映画館で上映されましたが、福岡では上映がないようなので、DVDBOXの購入はこの「ブロウアップ ヒデキ」を観たいのが最大の目的でした
大好きな曲の一つ、「恋の暴走」をバックにオープニング、恋の暴走はイントロだけでヤバイ位好きだったりします
なんだかよくわからない階段の様な場所を登っていくシーンが最初の方にあります
初見で実はわからなかったという
2回目に観た時にわかりました、うん、裏側がこんな風になっていたのは知りませんでした
もう大人になったんだから、泣くところは泣くとハッキリめりはり付けるようにしないと、それがエンターテナーだみたいな感じのことをアドバイスされていて
ヒデキって感激屋さんなところがあって、感極まると涙しちゃうことが若い頃には特にあったと思うのね
だからプロって大変だけど、涙もコントロールしてこそプロなのかな?とか意見も色々分かれそうな話だったな
特に富士の裾野での野外ライブが開催されるまでのヒデキやスタッフの様子を軸にした感じでしょうか
クレーンでのゴンドラ演出などの打ち合わせや会場設営の様子などがまとめられています
また、ライブに向かうファンの様子やインタビューも盛り込まれています
「青春に賭けよう」を歌いながら富士の裾野へバスで向かう様子はとても素敵で、私もこの中に混ざりたかったと思いました
福岡にも来ていたのね、博多駅とファンの様子が映し出されていて、それだけで嬉しくなってしまったというww
富士での野外ライブで歌った「ANGIE/アンジー」が、紅白ローラや夜ヒットサンタマリアのように、神レベルだと言われています
ゆっくりと微笑む様は万能感すら感じさせます(本人は思っていないかもだけどネ)
念願の野外ライブが出来て、きっと本当にシヤワセだったのは間違いないでしょう
全編の間々でヒデキのインタビュー音声が入っています
「僕の歌って、なんか上手くいかない恋の歌が多いですよね・・・でもまあそういうのも今は逆にいい、カッコイイのかな」とか
その中に「本当はこんな風な曲がやりたかったんです」とカントリー調でもないか・・・?の曲をバックに喋ってるのヨ
いやいやいやいや、君はロックが好きなんでしょ?「こんな風な曲も」ならわかるんだけどと突っ込みたくなるwww
20歳だけど喋り方はまだ子供だなっても思います、可愛いけどw
ラスト大阪球場では、クルクルや藤丸バンドも同じイメージの衣装を着ていてカッコイイ
激しい恋ではバンドメンバーもパッパッと片足あげる振り付けが入っていて、夜ヒットの恋の暴走のピョンピョンと共に、かなり貴重なシーンに思えます
DISC:9 「HIDEKI MY LOVE Hideki Saijo IN BUDOKAN」(初DVD化)
未収録だった武道館でのライブ映像ですが、オープニングからエンディングまですべて網羅されているわけではないように思います
プレイリストにも「1980年日本武道館コンサートより(約30分) 」とあります
収録曲の1曲目が「IL MONDO/イルモンド(限りなき世界)」
tubeで観た人が「スゴイ」って噂になっていた曲、確かに圧巻の歌唱でヒデキは本当に歌が上手い
武道館の形に合わせたのか、いまでは珍しいであろう、武道館のど真ん中に五角形のステージがあります
このDISC:9が個人的には「ハーン」を言っている印象がまあまあある感じでしょうかwww
夜ヒットDVD化希望
さすがに、ドリフ観るためとかに有料放送に加入するような余裕までないので、あとはもし夜ヒットが出たら、それは迷わず買います
亡き人を偲んで・・・ヒデキのDVD品薄でもなんでもありません、普通に買えますヨ
で書いた「HIDEKI NHK Collection 西城秀樹~若さと情熱と感激と~」も良かったけど、トークとオープニングのリレーも含めた夜のヒットスタジオが観たいです
夜ヒットの良さは、1曲フルで歌うこと、カメラワークが良いことです
HIDEKI NHK Collectionはカメラワークが・・・仕方ないのだろうけど・・・ヒデキが一瞬画面からいなくなったり、引きで撮って欲しい所が寄りだったりするのよ
夜ヒットのDVD自体、百恵ちゃん、ジュリー、中森明菜、ピンクレディーしか出ていないんですね
ありがとうしかない
私は以前にも書きましたが、初めて好きになった芸能人がヒデキ
でもヤングマンから離れてしまった、ブーメラン組と呼ばれるファンなんだろうと思います
ヒデキから離れた後悔まではないのですが、亡くなったショックは大きかった
好きになったキッカケの曲「薔薇の鎖」は今でも大好き、明るい曲調もいいです
ヒデキを知った時はまだ子供だったから、いかに歌が上手いかわからなかった
ドリフ観て爆笑していた子供には、愛だのくちづけだのという言葉は気恥ずかしくて
親の前だと尚更で、大人の恋愛を歌い、カッコイイ決めポーズもなんだか勝手に照れ臭くて
カメラ目線のヒデキにドキがムネムネしてる(この言い方に今ツボってる)ことを家族に極力知られたくなかったんだよw
これでも元々内気なタイプなんで「ヒデキめちゃくちゃカッコイイ」とかあまり言えないタイプ
学校でもあまり言わなかったと思う、言える人が羨ましかったヨ(下敷きには切り抜きを入れてはいましたが)
この時代って、ヒデキだけが唄上手いわけじゃなく、皆上手いんですよね
ヘタクソが芸能人でしかも、そのヘタクソな歌をオンエアする今とは時代が違います
ヒデキから離れてしまった切っ掛けはヤングマン
まだ24歳で、青春ソングを歌っても全然大丈夫な年齢(今は年齢は関係ないとわかっていますヨ)だったのですが、私からは歳の離れたお兄さん的イメージ
「えー、今更青春とかwww」と思ったし、青春ソング自体ダサイ感じもしていたのです
しかもあれだけ「YMCA」しまくっていたのに、レコード大賞はとれないし(ブーメランして初めて海外のカバー曲は対象にならないと知ったのヨ)
今は「勇気があれば」は好きな曲ですが、当時は興味を持てませんでした
更に「ホップステップジャンプ」と、ヤングマンの二番煎じ的な曲を出すし
しまいには「愛の園」で肩に小鳥をとまらせて歌う姿をリアルタイムで観てしまった時は、ヒデキは頭大丈夫なのかとドン引きしてしまったのです
ホントごめん、ジタンちゃんにもごめん
ブーメランしてまず気付いたのは、YMCAの振り付けを皆が出来ちゃうスゴさ
既に工場では次のレコードを作り始めていたにもかかわらず、この曲は絶対クルと見抜いたヒデキのカンのスゴさ
ヤンキースタジアムでビレッジピープルの曲に、ヒデキのYMCAの振りが使われるスゴさ
書くとキリがないヤングマンの凄いパワー・・・
当時中学生だった私にはわからなかったスゴさがそこにはありました
ただま、スゴさは理解出来ても、好きかと言われると・・・
青春賛歌や応援ソング系は未だ苦手なジャンルなので、ヤングマンが好きになれないのは「楽曲が」ではなく「ジャンル」なのかもと自己分析
勿論、青春賛歌や応援ソング系が全部ではなく、ヒデキなら「青春に賭けよう」は好きですね、「蜃気楼」は言うまでもなく
ただ蜃気楼はまだちょっと泣いてしまうので、中々全部を聴けないでいます
余談ですが、ツベで三木たかしさんのラジオ番組に出演しているのがあったのですが、一度目の脳梗塞後復帰した頃の番組で、テンション高く饒舌なヒデキが苦しくて触りの部分しか聴けていなかったりします
DVDを観ていても「こんなに楽しそうに歌ってて・・・まさか脳梗塞で倒れる(しかも8回もです)日が来るなんて、壮絶なリハビリの日々を送ることになるなんて、本人は思いもしないだろうに」なんて
また、本人も語っていた死への恐怖は推して余りある、理解できるから尚更・・・いかん、また涙出てきた・・・
楽しそうに歌う彼と同じく、なるべく楽しくDVDを観ようとしていますが、不意にそんなことを思ってしまいます
「ラストシーン」の「一緒に歩けなくて」の下りで泣きそうになってしまう
ヤングマンでヒデキから離れてしまったけど、もし離れなかったとしても、その後の長髪から短髪への間は微妙だったかもしれないwww
「ジプシー」辺り、曲は好きだけど、髪の長さと衣装がコレジャナイ感しちゃうの
歌手は歌が上手いのは当たり前だった時代の人だから、歌がこんなにも上手いとは気づかずなので、ビジュアルが好みかどうかになっちゃうてのはあるのかな
まあ、今は好き過ぎて困っていますけど・・・
アイドルでいてくれてありがとう
そう思います
ヒデキがデビューした頃って、今の様にアイドル枠がハッキリと存在していたわけではないとは思います
それでも男性アイドル、ワイルドな17歳、西城秀樹として出たことに感謝しかない
本当はロッカーとしてロックを歌いまくりたかったかもしれないけど、当時はロックなんて、バンドなんて「不良」のレッテル貼られてた時代
アイドルというカテゴリーでいたからこそ、テレビにバンバン(健康管理なんてないのよ)出た
歌番組が増えていく過程に乗ることもできた
もちろん、高い歌唱力やルックスの良さ、提供された楽曲の良さがあるのは言うまでもないです
平凡や明星といったアイドルが表紙を飾り、インタビュー記事もふんだんに盛り込まれた雑誌で沢山取り上げられてもいます
今は当時の記事がネットに出回っていて、改めて若き日の彼の姿や思いを追うことが出来ます
これもアイドルだったからこそで、確か平凡の表紙はヒデキが最多だとクリス松村さんがおっしゃっていたと思います
もしアイドルじゃなかったらとか、色んなタラレバをつい考えてしまう人も多いし、気持ちはもちろん理解出来ます
時代背景も含め、何かがもし違っていたら、スーパースター西城秀樹はいなかったのではと思うのです
だからアイドルでいてくれたことに感謝しかありません
芸能人に限らずなんだけど、他人の半生をこんなに辿ったことは今までなかったので、自分でも持て余すよくわからない感情があります
ヤングマンで離れたブーメランのくせに、喪失感は凄まじいし、泣いちゃうし・・・
でもその理由が少しだけわかりました
ファンが集う掲示板をほぼ毎日読んでいるのですが、ある日
「何故こんなに惹かれるのかわからないままでいたけど、ヒデキが大人になったわたしの全てを癒してくれていたんだ、歌声で微笑みで優しさで、そしてその素晴らしい生き方で」
といった感じのことを書いてらして、それを読んだ時に泣いてしまったの
「ああ、そうか・・・」となんだか納得してしまったのです
そしてそこに何か付け加える必要もないような・・・西城秀樹、不思議な人・・・ありがとう
もただただ、ありがとうだよ
時々携帯のメールに記事の下書きをして、パソコンに送る時があるのですが
いつもメールの送信時には「メール送信履歴」から選ぶのですが、間違って主人のアドレスに送ってしまいました
「アイドルでいてくれてありがとう」から「アイドルでいてくれたことに感謝しかありません」までの部分ですwwwwww
恥ずかしいったらありゃしない
え?どうせネットで公開するのにって?いや~、それとこれとは全然違うのです
主人に内緒にしてるわけではない(なんせヒデキ聴きながら歯磨きしてる位なので)けど、子供時代親の前だと勝手に照れ臭くさかったのに似てるかな
日記とかラブレターを見られてしまったみたいな気分と言えばいいかな・・・w
長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございました
これにて今年は締めたいと思います(迷惑メールや悪質サイトのリストアップは随時行います)
「えっ、ヒデキの記事で締めるのかよ」と思った、そこのあなた、すまんのwww仕方ないじゃないかwww
今年一年、誠にありがとうございました
来年も、出来る範囲内ではありますが、詐欺に関する注意喚起等出来ればと思います
皆様、どうぞご自愛下さいますよう
良いお年をお迎えください