【闇バイト】SNSで職探ししていませんか?【増加中】

新型コロナの影響で失業する人が増えているのはニュースなどでも報じられ、皆さんもご存じだと思います。
明日は我が身と、他人事ではないと危機感を抱く方もいらっしゃるでしょう。

今回の新型コロナだけでなく、リーマンショックや東日本大震災のように経済が大規模に揺れる時、必ず流行るのが詐欺と闇バイトです。
詐欺に関しては先日こちらにまとめています。
・【注意喚起】新型コロナウイルス便乗悪質商法に注意【日本もドイツも】

SNS上で仕事を探さない

特にSNS上では職やお金に困っている人をターゲットに、悪徳業者が手ぐすねを引いて待っています。
例えばTwitterなら「お金が無い!」「仕事を探しています」といったツイートに対し、「お仕事紹介しましょうか?」とDMが来るのです。

悪徳業者自身も「いい仕事あります」的なツイートをしていますが、リスクから仕事が欲しい人へDMを送るケースが多いでしょう。
お馴染みとなった「# ハッシュタグ」を見てみると、このようなワードがありました。

  • ・裏バイト
  • ・闇仕事
  • ・裏案件
  • ・即金
  • ・日払い
  • ・高額
  • ・ブラック
  • ・お金欲しい
  • ・お金に困っています
  • ・誰か助けて

「闇バイト」でネット検索した時に出てきた関連検索ワードはこちらです。

  • ・求人闇バイト探し方
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今仕事を探している、お金に困っている方、大前提として「正規の求人情報はTwitter(SNS)には無い」と肝に銘じましょう。
SNS上で仕事を探す人=様々な意味でのカモになります。

闇バイトだけでなく、違法な闇金業者から「お金に困っているなら、保証人なしでOKですよ」と、親切を装った誘いがくることもあるでしょう。

求人情報サイトやハローワークなどを無難に活用する、自治体や国の支援を探すようにしてくださいね。
もちろん求人情報サイトやハローワークに出ている求人が全て安全だとは言いません。ブラックの可能性はなどは残ります。

要注意ワード
闇バイトに話を戻しますが「受け子」「出し子」「かけ子」「運び屋」はオレオレ詐欺、アポ電詐欺など特殊詐欺の末端募集のワードになります。
「合法アルバイト」や「非合法アルバイト」などの表現も、何故わざわざそのように言い回す必要があるのか考えましょう?

  • ・楽して稼げます
  • ・単純な作業です
  • ・コロナで仕事がなくなった方
  • ・日当15000円~20000円
  • ・日払い可
  • ・前借可
  • ・寮あります
  • ・合法です

といったワードも、殆どが違法なものだ思いましょう。
完全に違法な「口座の売買」や「名義貸し」なども、こういった経済が大規模に揺れる時に出てきますので、絶対に誘いに乗らないでください。

闇バイトの常套手段のひとつにと、知り合いの紹介を持ち掛けられることがあります。
「友達にも紹介してよ、紹介料あげるから」と言われたら、紹介はもちろん、勇気を出して仕事自体断りましょう。

ニュースでは闇バイトを募集している側への取材で「興味を持つ人が確実に増えている」「騒動がある程度収束した頃に応募が増える」とありました。

特に今回は外出自粛のあるので、新型コロナが一通り収まったころに闇バイトに手を出す人が増えそうですよね。
クラウドソーシングなどで在宅ワークをしても、大きな収入になるのは稀ですし。

SNSのみならず、ネットでの仕事や副業探しは必ずリスクがあことを理解した上で、活動してくださいね。
今のように世界規模で混乱が起きていない時でも、ネットでの職探しには常に注意をはらってください。

「簡単に高収入に繋がる仕事」として、こういったものがよく紹介されています。

  • ・出会い系サイトのサクラ
  • ・情報商材
  • ・パチンコの打ち子
  • ・悪徳競馬情報

迷惑メールでもやはり同様に送られてくるので、迷惑メールを受信しないで済むよう工夫が必要です。
こちらも併せてご覧ください。

クラウドソーシングにも注意

外出自粛要請の中、在宅ワークするにはクラウドソーシングサイトで仕事を探しがピッタリです(キャッチコピーみたいwww)。
クラウドソーシング自体には特に問題がなくても、登録しているクライアントに問題大ありな場合はあります。

このようなトラブルが実際に起こっています。

  • ・報酬を支払わない
  • ・報酬が極端に低い
  • ・自分のの仕事が非承認になったのに無断使用される
  • ・専用キットや教材購入が必要
  • ・好条件を餌に契約前にテスト記事を納品させる
  • ・応募後に禁止事項に当てはまることを要求する

騙されないためには面倒と思わずに、登録するクラウドソーシングサイトの規約やガイドラインを隅々まで目を通します。
仕事を受ける側のものもですが、必ず依頼する側の規約やガイドラインも読むことが大切です。

どんな仕事ならOKなのかNGなのか理解することがまず必要だからです。
そして、クチコミや評価なども併せて見る。

規約やガイドラインを徹底して読み、理解することと、クチコミや評価を調べることは、WEBサイトに登録してしまう前に必ず行うクセをつけましょう。
自分で判断できないなら登録しない、手を出さないと決めておくことも何らかの被害者にならないための近道です。

私が自分自身でクラウドソーシングサイトに登録した時に「これってどうなの?」と思った案件。
Youtbeなど、ネット公開されている面白い動画や衝撃動画を集めてくるといった仕事がありました。

そういった動画をまとめた動画の配信やテレビ番組は実際にありますが、面白さや衝撃度って個人で違うことですよね。
ウケやすい鉄板的なものはあるでしょうけど。
散々集めさせおいて「クライアントが求めている面白さや衝撃度とは違う」といった理由というか、難癖をつけて却下されそうだなと思ったのです。

こちらは少し前のものではありますが、参考にされてください。

公的機関の注意喚起

消費者庁
在宅ワークを希望する消費者にホームページ作成料等の名目で多額の金銭を支払 わせる在宅ワーク事業者2社に関する注意喚起(pdf)より
2.具体的な事例の概要
(1) ウェブサイトで勧誘します。
2社はそれぞれ、インターネット上に開設したウェブサイトにおいて 「手軽に在宅・副業!誰でもすぐに収入UP!」 「スマホから業務に参加できるので家でも外出先でも業務可能です!」
「初心者大歓迎!年齢、性別も不問です!特別なスキルも一切不要!」 「報酬は業務終了後、最短で即日入金が可能になりました。 」 「少しでも困ったことがあったら、直ぐに電話でサポート致します!」
などと記載し、好条件で在宅ワークをあっせんできるとうたい、消費者を勧誘します。

サクラサイトトラブルより

サクラサイトトラブル

国民生活センター
簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話に注意!-インターネット等で取引される情報商材のトラブルが急増-より
全国の消費生活センター等には、「1日数分の作業で月に数百万円を稼ぐ」「○万円が○億円になる投資法」といったお金儲けのノウハウと称して、インターネット等で取引される情報である情報商材に関連する相談が増加しています。

では最後に、「警視庁犯罪抑止対策本部」のツイートを掲載しておきます。
インパクトがあったで、結構目立っていました。尚、フォローもさせていただいています。