これが悪質サイトと判断した理由
リストアップした出会い系サイトの記事内に赤文字でマークした部分に関する解説になります。
また、これらの解説は出会い系サイトが悪質サイトかどうかを見分ける基準にもなりますから、お時間があるなら、全体をご覧頂くと今後の参考にもなるかと思います。
サイト名に関する解説
・サイト名で判断可能
悪質サイトだと直ぐにわかるサイト名です。
詳しくはこちら。
・サイト名の罠
・専用サイトである
「○○○専用サイト」等、よりニッチな層を狙ったサービスは当たれば大きな市場になっています。
しかし出会い系サイトに限って言えば、「人妻専用サイト」「ホモ・ゲイ専用サイト」といったニッチなものを作った所で会員が集まりません。
良いサービスを提供する為の何かしらのコストが掛かりますから、会員が少なければ運営する意味が運営側にありません。
また、少ない会員数だとユーザーも満足出来ず、会員が全く増えないといった状態に陥ります。
URLに関する解説
・メジャーサイトのドメインを含んでいる
mixi(mixi.jp)やGREE(gree.jp)、モバゲー(mbga.jp)等、メジャーなサイトのドメインをURLに含めているのは悪質サイトの特徴です。
メールドメインも同様になりますから、メールを拒否しにくいようにするのが狙いです。
・ドメインの罠
・URLが複数ある
サイトURLが複数あるのは悪質サイトの特徴です。
ひとつのサイトにひとつのドメインでなければ、利用者は混乱します。
また、メールも複数のドメインになりますから、ドメインをひとつ拒否してもまた別のドメインからメールが来ます。
・同じドメインで別サイトが存在
同じドメインで別サイトが存在する場合、その殆どは無料サイトが有料サイトの釣り目的でしかありません。
無料サイトに登録しても有料サイトに同時登録されるか、広告といったかたちで有料サイトからのサクラメールが来ます。
規約・提携・広告・退会に関する解説
・規約が無い、内容がない
サイトに規約自体が無い、規約に内容が記載されていない、中には全文英語のものもあります。
どんなサイトなのか、サイトの様々な決まり事もわからず利用者には全く不親切です。
・提携サイトがある
提携サイト(パートナーサイト、姉妹サイト)に関する記載がある場合、確実に提携サイトからの広告が来ます。
また提携サイトへの同時登録の可能性も高くなります。
ひとつでも提携サイトがあると、その提携サイトからも同様の状況になることが殆どとなり、不要なメールがエンドレス状態に陥ります。
・広告配信がある
何らかのウエブサイトに登録すると、そこから登録したサイト以外の広告がメールに記載されているのはよくあります。
これが悪質サイトの場合になると、広告配信自体も目的のひとつに違いはありませんが、登録した以外の複数サイトからの広告やサクラからのメッセージに悩まされることになりがちで、。
不要なメールがエンドレス状態に陥り、一日に届くメールの量も酷い時は何十通になってしまいます。
また広告内容や提携先に関して特に何も書かれていなくても、無いとは限りませんから注意しましょう。
・サクラ宣言に関する解説
アルバイトがサイトの盛り上げ役になる、それこそが「サクラ」と言うものですが、その旨きっちり規約に書いてあるのだから、後で文句言うなよってことです。
他には規約に「当サイトのメール内容には会話を楽しんで頂くために制作された文章が含まれます」と書かれていたり
何らかの理由付けをし、サクラがいることを前提、もしくは暗に示そうとしている悪質サイトが多く存在します。
退会に関する解説
悪質サイトの場合は退会自体あまり重要ではありません。
退会しても、また別のドメインや別のサイトからメールが来ることが殆どだからです。
退会ではなく、無視・拒否で対処しましょう。
・悪質サイトの対処法
・退会処理に時間が掛かる
「退会処理に時間が掛かる」これは悪質サイトによくある特徴のひとつと言えます。
その間に更に様々なメールを送るのが目的だからです。
退会を思い留まるような魅力的な内容のメールや、他のサイトを紹介して使わせよう等といった理由です。
・即日退会出来ない
悪質サイトの中には登録後1週間~1ヶ月は退会自体が出来ない場合があります。
「二重登録や悪戯防止の為」等、もっともらしい理由を書いている場合が殆どですが、実際にはサクラメールや広告をガンガン送りつけたいだけなのです。
ウェブサイトに登録してみたけどイマイチだった、好みじゃなかった等はよくあること。
本来利用者はいつでも退会出来て当然なのです。
・退会するのに費用が掛かる
退会時に何らかの費用請求をする悪質サイトがあります。
退会に費用が掛かると始めから知っていて登録する人は殆どいない等、規約を読まない利用者が多いことを悪徳業者はよくわかっていますからね。
また仮に退会費用が掛かると知って登録する人がいたなら、ある程度はそのサイトを利用する場合が殆どで
サクラとメールのやり取りをして、高い料金を支払うことになります。
いずれにせよ悪徳業者にとっては、お金になる仕組みです。
運営元に関する解説
・運営元表記に海外が含まれる
「住所が海外」「代表者が外国人」「電話番号が海外」の何れかに当てはまる。
これは悪徳業者の特徴のひとつで、日本の法律から逃れたいといった理由からです。
運営元の住所が海外になっていると、よく見かけるのが「P.O.Box」という表記
「P.O.Box」とは「Post Office Box(私書箱)」の略称で、私書箱が運営元の住所が海外にあるのは悪徳業者の特徴のひとつ。
・運営元表記がない
どのサイトも運営元表記があるに越したことはありません
運営元表記がある=信用に繋がるからです。
但し有料サイトの場合は特定商取引法に則り会社名、代表者、住所、問い合わせ先等の記載は必須で、これらの記載が無い場合、特商法(法律)違反となります。
料金に関する解説
・料金に問題がある
優良サイトなら、男性でも0~5pt(50円)程度の低料金、女性は無料、個人情報交換に別料金を取られることもありません。
・女性も有料
・料金が高い
・個人情報交換は別料金
こんな出会い系サイトはサクラしか存在しない、悪質サイトだと覚えて下さい。
そして悪質サイト、悪徳業者だと解れば「絶対に支払わない」で下さい。
振り込め詐欺等と同じ「詐欺」なのです。
また、稀に料金表が二種類あり、どちらが正しいのかわからないものも存在します。
そのような場合も悪質サイト、悪徳業者だと判断して「絶対に支払わない」で下さい。
占いサイトの場合
鑑定依頼が1回につき、1300~1500円。
悪質占いサイトの典型的な料金設定なので覚えてしまいましょう。
あわせてこちらもご覧ください。
・【悪質占いサイト】詐欺師の常套手段で煽って急かし金を取る【占いって便利なものね】
・料金表がない
特定商取引法に則り、何が幾らするのか、支払いはどんな方法があるのか等。
有料サイトであるなら、必ずその料金に関する詳細を記載する義務があり、利用者が登録前の段階で確認出来なければなりません。
それが記載されていない、もしくは不明の場合やログイン後(登録後)にしか確認出来ない等は特商法違反となります。
・有料か無料かすらわからない
有料か無料かすらわからない、料金に関する記載がどこにも見当たらない場合、利用者は無料だと思うかもしれません。
もし有料サイトであるなら特定商取引法に則り、何が幾らするのか、支払いはどんな方法があるのか等必ずその料金に関する詳細を記載する義務があります。
それが記載されていない、もしくは不明の場合やログイン後(登録後)にしか確認出来ない等は特商法違反となります。
・ダミーサイト
同時登録とは違い、登録すると全く別のサイトへ登録されてしまう、あくまで釣り目的のサイト。
無料の釣りサイトで、全くの別サイトに登録されたり、名前が少しだけ違うだけの有料サイトに登録されたりします。
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