Amazonアカウントが一時的に保留されています!admin313@djngkrjh.comからのフィッシングメール

迷惑メールを実際の画像付きで掲載、解説しています。
迷惑メールの対処法も掲載していますので困っているなら直ぐチェックして対策しましょう。

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迷惑メールの中身をチェック

迷惑メールのアドレス
admin313@djngkrjh.com

迷惑メールのタイトル
**********@docomo.ne.jpアカウントがロックされました!

迷惑メールの本文
Amazonアカウントが一時的に保留されています!
親愛なる顧客**********@docomo.ne.jp、こんにちは
お客様のアカウントからの異常なアクティビティが見つかりました。
あなたの身元と財政の潜在的な誤用を防ぐために、私たちはあなたのアカウントを保留にしました。
保護のために身元を確認し、将来のいかなる種類の損失も回避することが必須です。
ログイン認証情報やOTPなどの個人情報は誰とも共有しないでください。
最終ログイン情報: ブラウザ: Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 14_4 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/14.0.3 Mobile/15E148 Safari/604.1 ロケーション: Unknown IP: 158.138.212.217
下の確認ボタンをクリックし、保留を解除するために必要な手順に従います。
注:確認には最大24時間(場合によってはそれ以上)かかることがあります
今すぐ確認
このメールが届くのはなぜですか? このメールをプロフィールの主要連絡先として作成し、Amazonサービスからの重要なニュースと更新情報に登録しました。アカウントに関連するすべてのイベントが自動的に通知されます。
ベスト、 Amazon セキュリティチーム
このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。
このメッセージには返信しないでください。

迷惑メールの接続先
「今すぐ確認」の部分がボタンになっていて、こちらにアクセスします。
http://amazon-login-sign-lang-jp-054gnjrk.xyz/jdkgl/?login

ただアクセスしても、つながりません。

「申し訳ございません。このページに到達できません
amazon-login-sign-lang-jp-054gnjrk.xyz に入力ミスがないかどうかを確認します。」

と、表示され、いつもの赤い警告画面にならないのは珍しいですね。
もちろん、確認時点でですから、今は警告画面が表示されているかもしれません。

迷惑メールの解説
本物の「Amazon」には「Amazon.co.jpからの通信」という、Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレスに関するページがあります。
下に掲載していますので参照されてください。

本物の「Amazon」と偽物(フィッシング目的)を見分けるポイントで、一番分かりやすいのはドメインです。
送信者メールアドレスは「admin313@djngkrjh.com」ドメインは「djngkrjh.com」となっています。
全く「Amazon」らしさすらありませんね。

ちなみに、携帯のメール欄からアドレス部分を見ると、こんな感じで「12:38 2021/04/26」送信したであろう時間と日付が表示されます。
メールアドレスで「Amazon」からのメールではないと、いきなりバレないようにしているのか、その辺は送信者に聞かないとわかりませんが。

そしてメール本文は自動翻訳機で日本語にしたのでしょうか。
フィッシング目的の迷惑メールは海外から来ることが多く、怪しい日本語も特徴の一つと言われていたのは過去の話。

やはりAI技術で翻訳の正確さもアップしたのか、この頃は違和感を覚えることがあまりなかったです。
今回はパッと見、見過ごしそうな程度の違和感ですね。

「あなたの身元と財政の潜在的な誤用を防ぐために、私たちはあなたのアカウントを保留にしました。」

じゃあ正しく日本語にするとどんな文章になるのか、う~ん、以外に難しいwww
「あなたの個人情報を悪用し、クレジットカード情報や口座情報にアクセスする可能性があるため」

そして誘導されるURLはこちらです。
http://amazon-login-sign-lang-jp-054gnjrk.xyz/jdkgl/?login

URLの先頭部分が、今では保護されていないページとして注意が促される「http」となっています。
そして偽物のURLに「amazon」の文字はあるものの、末尾は「.xyz」という全く違うドメインですね。

WEBサイト全体に言えますが、特にログイン画面など、個人情報を入力するような場合は「https」で始まらなければなりません。
そういったセキュリティが最大限必要となるWEBページでなくとも、全てのWEBサイトに「https」で始まることを求められてもいます。
こちらは本物のAmazonです。動画での解説も掲載されていますので、ぜひご覧になってください。

Amazon.co.jpからの通信
・AmazonからのEメール、電話、テキストメッセージ、またはウェブページかどうかを見分けるより抜粋

Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス
Amazon.co.jpでは、主に以下の送信情報を使用してお客様にご連絡をしています。
しかし、Amazon.co.jpを装った偽Eメールアドレスでフィッシングやなりすましメールが送信されるケースがあります。
Eメールの「差出人」欄に下記に記載されているドメインのいずれかが含まれていない場合は、フィッシングメールやなりすましメールである可能性があります。

注: 下記ドメイン以外の送信情報を使用する場合もあります。Amazon.co.jpが送信したEメールは、メッセージセンターでご確認いただけます。

差出人のEメール:
amazon.co.jp
amazon.jp
amazon.com
amazonbusiness.jp
email.amazon.com
marketplace.amazon.co.jp
m.marketplace.amazon.co.jp
gc.email.amazon.co.jp
gc.amazon.co.jp
payments.amazon.co.jp

コロナ禍の影響もあって、フィッシング目的の迷惑メールが増加しています。
リモートワークも含め、家にいる時間が増えたことで、スマホやパソコンを使う時間も増えたのが原因なのでしょう。

特に偽物のAmazonが目立つとニュースの解説でもありましたので、当サイトでこれまでにアップした偽Amazonからのフィッシングメールを抜き出してみました。

こちらはトレンドマイクロ社によるフィッシング報告件数のグラフです。
本当は年度ごとの統計グラフ見たかったのですが(きっとどこかにある)、見つけられませんでした。

トレンドマイクロ is702
・2021年1月のフィッシング報告件数4万3千件を突破|フィッシング対策協議会より

図:フィッシング対策協議会への報告件数の推移、1万件毎の増加の間隔が短くなっている

個人的にはコロナ禍以前から増加傾向にあると感じています。
フィッシング目的の迷惑メールを掲載する時、WEBページのテンプレートはフィッシング記事用のものを使うんですね。

当サイトを開設してしばらくはフィッシング目的の迷惑メールなんて無いに等しい程、私に送られてこなかったんですヨ。
「フィッシングキター!」と思ったら、誘導先は悪質サクラサイトだったなんてこともありました。

でも今は、フィッシング記事用のテンプレートを使う程、私個人も受信するようになったのです。
ここ5~6年位で増えたんじゃないかなと。

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迷惑メールの対処法

受信したメールが迷惑メールだとわかったら、すぐに対処してください。
自分自身で登録した(かどうかわからない)場合や退会、解約が出来ない人も同じく端末設定で対処します。
「配信停止」にしたり、問い合わせ、退会・解約する必要は全くありません、無視していても何も起こりませんから大丈夫!
・直ぐに実行!悪質サイトの対処法

迷惑メール自体をを受信しないで済むようにしましょう。
そしてメールが来ても、慌てないようにしましょう。
メールはあなたに危害を加えませんよね?

迷惑メール対策

携帯3キャリアのメール設定を基に、効果的な迷惑メールへの対策をしましょう。
・迷惑メールにサヨナラ

迷惑メールの基本的な対処法が難しい方、大量に迷惑メールが届く方は試してみて下さい。
・迷惑メール対処の裏技

迷惑メールは何故くるのか、実は二つの「何故」があります。
・迷惑メールは何故くるのか?

一気に大量メールが来て困っている方は迷惑メールをキャリアに報告してみて下さい。
私はドコモですが、「.jp」「.com」という拒否出来ないドメイン末尾の迷惑メールが止まらず困ったので、根気よくドコモに全部転送したら止まりました。