お客様への重要なお知らせ:LINEアカウントに関する再認証SC=56553177262967からの迷惑メール

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shinagawahachiro2024@jssen.net

LINEから「アカウントの再認証が必要です」といったメールが届いていませんか?
一見すると公式からの重要な通知に見えますが、それは巧妙に仕組まれたフィッシング詐欺かもしれません。

この記事では、LINEを装った迷惑メールの手口を実際の画像付きで掲載、解説しています。
迷惑メールの対処法も掲載していますので困っているなら直ぐチェックして対策しましょう。

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迷惑メールの中身をチェック

どんな迷惑メールだったのか見ていきましょう。

迷惑メールのアドレス
shinagawahachiro2024@jssen.net

迷惑メールのタイトル
お客様への重要なお知らせ:LINEアカウントに関する再認証SC=56553177262967

迷惑メールの本文
LINE
アカウント確認と更新のお願い
いつもLINEをご利用いただき、ありがとうございます。この度、アカウントの再認証が必要となりました。
ご確認ください
定期的な本人確認手続きが必要です。ご登録情報の見直しと更新をお願いいたします。
認証手続きが完了しない場合、LINEのサービス利用に制限がかかる可能性がありますので、早急に手続きをお願い申し上げます。
手続きは簡単で数分で完了します。以下のボタンから今すぐ再認証手続きを行ってください。
再認証を行う
よくある質問(FAQ)
Q. 手続きにはどのくらい時間がかかりますか?
A. 通常は3〜5分以内で完了します。
Q. 情報は安全に送信されますか?
A. はい、SSL暗号化により保護されています。
サポート
LINEカスタマーサポート:0120-622719(平日9:00~18:00)
メールでのお問い合わせ:support@zsjdndib.com
※このメールは自動配信メールです。返信いただいても対応いたしかねます。
© LINE Corporation

偽物のLINEからのメール1 偽物のLINEからのメール2
  • 迷惑メールの接続先
  • 偽物のLINE
  • https://linetiaoxx.zzux.com/lmbayqmi2131/qeqwe123/213qwe=lines/
私はロボットではありません偽画面

迷惑メールの解説

では、この迷惑メールを一つずつ見ていきますね。

メールアドレスの違い

本物のLINEのウエブサイトには、詐欺メッセージやメールの見分け方に「LINEから送信される公式メールアドレスがxxx@line.meではない」とあります。
「line.me」が本物のLINEのドメインというわけ。

LINE
・LINEアカウントの乗っ取りやフィッシング詐欺にご注意くださいより

⚠️重要
LINEの登録情報(電話番号⋅メールアドレス⋅パスワード)や認証番号を聞き出したり、画面に入力させたりする行為は全て詐欺です。
自分でLINEの引き継ぎを行う以外に、LINEの登録情報を使用することはありません。

  • 偽物のLINE
  • ・shinagawahachiro2024@jssen.net
  • 本物のLINE
  • ・xxx@line.me

偽物は「@jssen.net」と、似ても似つかない手抜きのドメインを使っています。
ただ、スマホの表示では「LINE」とだけ表示されて「shinagawahachiro2024@jssen.net」は見えません。

メールを開くと、このように「なりすましの可能性がある」と表示されています。

なりすましの可能性

サポートの連絡先の違い

  • 本物のLINE
  • ・日本国内では、無料通話が可能な「0120-372-114」と、有料通話の「03-6825-6930」の2つの番号が提供されています。
  • 偽物のLINE
  • ・LINEカスタマーサポート:0120-622719(平日9:00~18:00)
    ・メールでのお問い合わせ:support@zsjdndib.com

こちらは更にスゴイというか、電話番号はおそらく適当な数字を並べただけでしょうけど、メールアドレスが全くの別物なのに、それをメール本文に堂々と書いてあるんですよ。

偽物のLINEカスタマーサポート

不安を煽るような表現
フィッシングメールあるあるですが、「再認証が必要」「サービス利用に制限がかかる」といった言葉で、焦ってリンクをクリックさせようとしています。
特に「サービス利用に制限がかかる」は、多くの人がLINEを利用しているからこその言葉だといえます。

接続先URLの違い

まず、スマホをタップしてアクセスしようとしても、こういった二度の警告が出ます。

更に接続してもGooglechromeのセキュリティがはたらいて、こういった赤い警告画面が表示されます。

  • 本物のLINE
  • ・https://help.line.me/
  • ・https://linehakase.quest/など
  • 偽物のLINE
  • ・https://linetiaoxx.zzux.com/lmbayqmi2131/qeqwe123/213qwe=lines/

偽物のLINEは「line」というアルファベットを並べて、それらしく見せているだけメアドよりマシかもしれませんね。

セキュリティをいったん解除してアクセスしたページを表示させると、こんな感じで「私はロボットではありません」という、認証システムが登場しました。
この認証システムはよく見かけますが、反面、既に悪用もされています。

私はロボットではありません偽画面

私はロボットではありませんの画面は本物?

「警視庁サイバーセキュリティ対策本部」のエックスアカウントの投稿が話題になっていて、私も注目していたところでした。
「私はロボットではありません」にチェックをいれるだけで認証できるタイプですね。

この方法が出たときは、結構画期的だと言われていたのを覚えています。
それまではアルファベットやひらがを入力しなくてはならなくて、視認性が敢えて悪くしてある文字に辟易してる人も多かったんですよ。私もだけど。

そんな便利な認証システムを悪用。
ウェブサイトにアクセスしたユーザーが人間であることを確認するCAPTCHA画面に偽装して、マルウェアをインストールさせる手口が増えているとして注意喚起をしていると、警視庁サイバーセキュリティ対策本部は注意喚起しています。

これに関してはまた改めて記事にする予定です。マルウェアに関してはこちらにまとめていますので、ご覧ください。

【マルウェア対策】感染の兆候や感染予防まとめ【感染したかも?!】

偽のLINEの目的は何か

偽のLINEが、この「私はロボットではありません」の画面を表示させて、何がしたかったのかまではわかりません。

考えられるのは、警視庁サイバーセキュリティ対策本部が注意喚起するような「マルウェアをインストールさせる」目的。
もしくは確認画面を出して「セキュリティはちゃんとしてます」的な本物っぽさというんですか?あなたに安心感を与えた上で、ID、パスワード、他の個人情報を入力させるフィッシング目的。

偽物のLINEに私があえてアクセスしたから、この迷惑メールの狙いは何だろう?と考えるだけで、もちろん、「迷惑メールは開かないアクセスしない」が鉄則です。

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