同時登録とは何か|悪質出会い系サイトの入り口を知る

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同時登録とは、自分が登録したサイトから、無断で別サイトに登録される手口を「同時登録」と呼びます。

メールアドレスを変えれば解決しますが、既存の登録先すべてに変更を反映する手間を考えると現実的ではないですよね。被害者にとっては二重の怒りを覚える手口。

無料占いに登録しただけ、懸賞に応募しただけ、気づけば複数の出会い系サイトからメールが届いている。同時登録はそういう形で始まるのです。

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同時登録の2つのパターン

同時登録には、主に2つのパターンがあります。

パターン① 無料の出会い系サイトから有料の出会い系サイトへ

パターン② 出会い系以外のサイトから出会い系サイトへ

パターン①|無料サイトのつもりが有料サイトに登録されていた

無料の出会い系サイトに登録したはずが、いつの間にか有料サイトにも登録されているケース。

無料の出会い系サイトは、悪質な有料サイトへ誘導するための入り口に過ぎないことがほとんどなんです。
登録後、有料サイトから次々とメールが届くようになりますが、実質的にサクラしか存在しません。

いくつもの悪質サイトに同時登録され、配信を拒否しても別のサイトからメールが来るという連鎖が起きやすい。
自分が登録していないサイトから届くメールは、すべて迷惑メールだと認識しておきましょう。

私がこれまでに確認したことがあるケースとして、300個余りの無料の出会い系サイトがあり、それらは3個程度の有料の出会い系サイトへの入り口に過ぎないといったタイプ。
知らずに無料の中の一つでも登録してしまうと、有料の出会い系サイトからサクラメールがガンガン届きます。

当時の驚きはこちらにまとめています。また、300個ほぼ全て未だに運営していて呆れています。

【150サイト追加】ユビキタス銀河系の残党は未だに頑張っている件

パターン②|出会い系サイトに登録した覚えがないのにメールが来る

出会い系サイトを利用した覚えがまったくないのに、突然メールや請求が届くケース。主な原因として以下が挙げられます。

占いサービスの利用
生年月日・血液型・性別など、占いに必要な情報として入力した個人情報が、そのまま出会い系サイトの登録情報として流用。「無料占い」を謳うサイトに多い手口です。

懸賞サイトへの応募
住所・氏名・電話番号・メールアドレスと、個人情報をフルセットで入力する機会が多いですよね。
規約の細かい文字に「提携サイトへの情報提供に同意する」と書かれていて、応募と同時に複数サイトへ登録される仕組みになっています。

アプリのダウンロード
ゲームや便利ツールを装ったアプリをインストールする際、利用規約への同意を条件に出会い系サイトへの登録が行われるケースです。
インストール後に不審なメールが届き始めて初めて気づくことが多い。

個人情報の流出・売買
データ漏洩した名簿や、ブローカーが売買する個人情報リストに自分のメールアドレスが含まれていた場合です。
本人がどこにも登録していなくても、過去に利用したサービスから情報が流出していれば対象になる。

メールアドレスの推測・ランダム送信
スパム業者が「よくある文字列+ドメイン」を機械的に生成して無差別送信するケースです。
自分の情報が一切漏れていなくても届く。特にシンプルなアドレスは標的になりやすい。

フィッシング経由の登録
本物に見せかけたサイトに誘導されてメールアドレスを入力した結果、悪質サイトに登録されるケース。本人に登録したという自覚がないまま被害が始まります。

無料だからといって安易に登録しないことが基本的な対策です。
特に懸賞サイトは住所・氏名・電話番号の入力を求めるものが多く、一層の注意が必要になります。

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悪質サイトの見分け方

景品・当選金の内容で判断する
以下のような訴求をしているサイトは、まず疑ってかかりましょうね。

  • ・超豪華景品
  • ・高額当選金
  • ・豪華な海外旅行

豪華さを前面に出して目を引くだけで、実際に当選することはほぼないです。
応募した時点で、悪質な出会い系サイトへの同時登録が行われます。

登録フォームの内容で判断する
景品の豪華さに問題がなくても、登録フォームに以下の項目があるサイトは注意が必要です。

  • ・性別の選択がある
  • ・市区町村の選択がある
  • ・電話番号の登録が必要
  • ・18禁の表記がある
  • ・規約に提携サイトへの登録が含まれている

占いサイトの場合、「占いに必要な情報だから」と入力してしまいがちですが、これらの項目は出会い系サイトへの同時登録に利用されることが多いのです。

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もし同時登録されたら

覚えのないサイトにはアクセスしない
メールに記載されたURLは絶対に踏まないこと。

アクセスした時点で「メールアドレスが有効である」と業者側に判定され、さらに多くのサイトへ情報が売られる可能性がある。
退会・配信停止のリンクも同様で、クリックすることで逆に存在確認をさせてしまう。

届いたメールは無視・放置・削除
返信も、退会手続きも不要。自分で登録した覚えがない以上、業者との間に契約関係は成立していません。
請求メールが届いても同じで、無視が正解です。

「未払いのまま放置すると法的措置をとる」といった脅し文句が入っていることもありますが、架空請求の常套句であり相手にする必要はありません。

受信しない環境を作る
届いたメールを迷惑メール報告するだけでなく、送信元ドメインごとブロックする設定が有効。
ただし悪質業者は送信元を次々と変えてくるため、完全な遮断は難くなります。

根本的な解決策は、登録外着信拒否で必要なメールドメイン以外は全て拒否するか、被害を受けているアドレス自体を新しいものに切り替えるのが一番。

不当な請求が来たら
身に覚えのない請求は、消費生活センター(188)または国民生活センターに相談。
一人で抱え込まず、公的機関を頼り、支払いは絶対にしないことです。
一度でも支払うと「払う相手」として認識され、請求がさらにエスカレートします。

うっかりアクセスしてメールを読んだだけでポイントがマイナスとなり、不当な料金請求につながるケースもあります。
自分で登録した覚えがない以上、一切関与しないのが正解です。

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無料には理由がある

インターネット上には無数の無料サービスが存在します。
メール、ストレージ、占い、懸賞、ゲーム、スケジュール管理など、どれも登録するだけで使えるように見えます。

サービスを維持するにはコストがかかるでしょ?無料で提供される以上、そのコストを別の方法で回収しているというわけ。

回収の方法は主に3つ。

  • ・広告収入
    ユーザーの行動データを広告配信に活用する
  • ・個人情報の販売
    登録情報を第三者に売る
  • ・有料サービスへの誘導
    無料部分は入り口に過ぎず、課金を促す

もちろん、広告収入で運営している正規のサービスは世の中に多くありますが、悪質業者の場合、広告メールが一日に何十件も来ることに。
そして、問題は2番目と3番目で、悪質業者はこれを主な収益源にしています。

登録前に確認する習慣を

無料サービスに登録する前に、最低限以下を確認する習慣を持ちましょう。

運営者情報が明記されているか
会社名・所在地・連絡先が記載されていないサイトは、そもそも信頼の土台がありません。

規約に「第三者提供」や「提携サイト」の文言がないか
同意した覚えがなくても、規約に書かれていれば法的には同意したとみなされます。面倒でも登録前に規約には必ず目を通して。

要求される個人情報が多すぎないか
サービスの内容に対して、入力項目が不自然に多い場合は注意信号です。
例えば占いに電話番号が必要な理由はないですし、懸賞に生年月日と性別が必要な理由も、基本的にはないですよね。

無料で使っているつもりが、実際には個人情報で支払っている。
この構造を一度理解しておくだけで、悪質サイトへの登録リスクはかなり下がますよ。

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