緊急通知:補助金をお受取りいただけます みらい生活応援隊より緊急のお知らせ
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迷惑メールを実際の画像付きで掲載、解説しています。
迷惑メールの対処法も掲載していますので困っているなら直ぐチェックして対策しましょう。
迷惑メールの中身をチェック
どんな迷惑メールだったのか見ていきましょう。
迷惑メールのアドレス
rnpy85477mayu@softbank.ne.jp
迷惑メールのタイトル
緊急通知:補助金をお受取りいただけます
迷惑メールの本文
みらい生活応援隊より緊急のお知らせ
突然のご連絡失礼致します。
この度、世の中の富裕層、貧困層分け隔てなく一律の支援をお約束する企業理念に賛同いただいた数々の社会福祉事業団様や大手財閥様より寄付を集い「みらい生活応援補助金」を設立致しました。
今回、ありがたい事に寄付総額が【7億8043万円】に達し、その一部をお客様へ恵与させていただく運びとなりました。
尚、当団体はオンライン宝くじの協賛も行っており、以前ご参加された皆様からランダム抽選を行い対象となったお客様へのご連絡となります。
下記URLより補助金の確認と申請手続きをお願い致します。
https://tinyurl.com/59svduzn
※イタズラ目的や虚偽の申請を行った場合、生活保護や年金受給を行っている方は受給停止の恐れがございますのでご注意ください。
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架空団体名を名乗りLINEの友達追加に誘導
架空の団体名を名乗り、LINEの友達追加に誘導するのは詐欺師の常套手段。
こちらは過去に受信した迷惑メールに出てきた架空団体の例です。
【重要】交付確定通知総額18億7849万円【慈愛の鶴】からの迷惑メール
日本生活協力機構この度、お客様への臨時給付が決定しました。 【友達追加しないで】
特別救済支援機構富永美紀 貴方様に対して1億2000万円の提供が決定しております。
実在しない団体名と実体のない企業理念
「みらい生活応援隊」という団体名、そして「みらい生活応援補助金」という制度名は、公的機関や実在の財団のようですが、実在しません。
日本国内の給付金・補助金制度は、厚生労働省や自治体、特定の目的を持つ公益法人が主体となって運営されていて、制度の根拠となる法律や告示、公式サイトの情報が必ず存在します。
「社会福祉事業団様や大手財閥様より寄付を集い」というのも、具体的な団体名が一切示されていませんよね。
本物の助成金・給付金の案内なら、出資元や運営主体を明確に名乗るのが通常です。
名前を伏せたまま「大手」「多数の」といった曖昧な表現で権威付けだけするのも詐欺の常套手段です。
非現実的な高額提示による欲求の刺激
「寄付総額が【7億8043万円】に達し」という、あえて中途半端な端数まで示した金額は、具体的に見せるための演出?ですかね。
もちろん、見ず知らずの相手が理由もなく大金を分け与えるという話自体成立しません。
こうした提示は、受け取り手の期待感を先に刺激し、その後の「本当かどうか確かめたい」という心理を利用してURLへ誘導する設計になっています。
期待感が先に立つと、通常であれば見過ごさない矛盾点への注意力が下がってしまいます。
宝くじやランダム抽選という無関係な要素
本文中に唐突に登場する「オンライン宝くじの協賛」「以前ご参加された皆様からランダム抽選」という一文も注意が必要です。
このメールを受信した人の多くは、宝くじに参加した記憶がないはずなんですよ。
でも、こんな風に書いてあると「もしかしたら昔何かに登録したかもしれない」と思ってしまう人が必ずいるのは事実。
心当たりがないけど断言も出来ない、という「判断を決めかねる」状態を作り出す効果を持ちます。
判断を保留させたまま次の行動である、URLへのアクセスを促す構成は、フィッシング詐欺全般に共通する手口でもあります。
短縮URLで誘導先の隠蔽
案内されているリンクは tinyurl.com という短縮URLサービスを経由しています。
短縮URLは本来、SNSでの文字数制限対応などの正当な用途で使われるものですが、詐欺メールでは「実際の誘導先ドメインを受信者に見せない」ための手段として悪用される場合が多いのです。
正規の給付金・補助金制度であれば、公式ドメインを明示します。
差出人不明のメールに短縮URLが記載されている場合、それだけで警戒すべきサインと考えてください。
生活保護や年金受給者を狙い撃ちにした脅し文句
この文面の中でもっとも悪質なのが、末尾の一文です。
「イタズラ目的や虚偽の申請を行った場合、生活保護や年金受給を行っている方は受給停止の恐れがございますのでご注意ください。」
これは典型的な「不安による行動の強制」というもの。
本来、生活保護や年金の受給資格は、こうした民間を名乗る不明な団体からのメール一通で左右されるものではありません。
この一文の狙いは二つあります。
一つは、生活保護や年金を受給している、あるいは経済的に不安を抱えている人を暗に選別し、心理的な圧力に弱い相手をあぶり出すこと。
もう一つは、「怖いから今すぐ確認しなければ」という切迫感を作り出し、内容を吟味する時間を与えないことです。
冷静な状態であれば見抜けるはずの矛盾でも、不安や恐怖の感情が先行すると判断力が低下します。
金銭的な期待と受給停止への恐怖という、正反対の感情を同じメール内で使い分けている点は、ある意味よくできているといえます。
最終着地点としてのLINE誘導
実際にこのURLへアクセスすると、フィッシングサイトへの直接誘導ではなく、LINEの友だち追加画面へつながることを確認しました。
この「最終的にLINEへ誘導する」という設計にも、もしろん狙いがあります。
フィッシングサイトを作り込むより、LINE公式アカウントを一つ用意するだけで完結しちゃうでしょ?
構築・運用のコストが低くなる。そして、アカウントが通報や凍結で使えなくなっても、新しいアカウントをまた作れば同じ手口を繰り返せます。
メールアドレスの登録と違って、LINE友だち追加は簡単にできるので、悪徳業者にとっても、追加する側にとっても気軽にできます。
ハードルの低さが詐欺被害に遇う要因の一つになっているのです。
【LINE】を使った詐欺手口|安易な友達追加が危険な理由と対策
友だち追加が完了した後は、一斉送信のメールとは異なり、1対1のクローズドな会話に持ち込まれます。
この段階に移行すると、「担当者」を装ったなりすましトークによって個別に信頼関係を演出したうえで、「本人確認のため」「手数料として」といった名目で、偽の申請フォームへの入力や、金銭の振込を段階的に要求してくるケースが典型的です。
前年比43%増【SNS型詐欺】が止まらない理由を紐解く
