【危険!】「NTT Docomo ご利用料金のお知らせ」は偽物!巧妙なフィッシングメールの全貌【画像で解説】
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「NTT Docomo ご利用料金のお知らせ」という件名で届いたメールに、心当たりのない請求や不審なリンクはありませんでしたか?
それは、あなたの個人情報を狙う巧妙なフィッシングメールかもしれません。
この記事では、実際に届いたドコモを装う偽メールの全貌を画像付きで詳細に解説し、あなた自身で詐欺を見抜き、大切な情報を守るための具体的な対策をご紹介します。
フィッシングメールの中身をチェック
では、どんなフィッシングメールなのか、あなたと一緒に見ていきましょう。
フィッシングメールのアドレス
ohigashikatsuya98802@gacmo.net
フィッシングメールのタイトル
NTTドコモの料金支払いに関するご案内SZ=0442713556
フィッシングメールの本文
メール配信停止 | 受信設定変更
NTT Docomo ご利用料金のお知らせ
お支払い手続きのご案内
NTT Docomoサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
【お客様番号】様の2025年5月ご利用料金が確認できておりません。至急ご対応をご確認のうえ対応ください。
お支払い期限はご請求書に記載の期日までです。
請求詳細をチェック
既に手続き済みの、本メールを無視して問題ございません。
お問い合わせ先
カスタマーサポート:0120-999-000、対応時間:9:00~20:00(年中無休)
このメールは自動送信です。、ご理解のほどお願いいたします。
NTT Docomo Inc. © 2025. All rights reserved.
ホームページ | お問い合わせ | 個人情報保護方針
- フィッシングメールの接続先
- 偽物のドコモ
- https://hasdaeimaouthoritative.sexidude.com/x8NQ9r/#/HomePass

フィッシングメールの解説
このチェックは偽物のドコモ以外のフィッシングメールにも使えますので参考になさってください。
またこれらの記事にもぜひ目を通してみてくださいね。

フィッシング被害に遇ったら?フィッシングを防ぐ確実な方法とは<

偽サイトに要注意!フィッシング詐欺対策に必須の【7つのポイント】
メールアドレスをチェック
偽物のドコモ
ohigashikatsuya98802@gacmo.net
本物のドコモ
「ドコモメール公式アカウント」というものがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
ちなみにこちらは私のスマホをスクショしたものです。
dポイント関連の案内などはこんな風に普通のメールで届きます。
グリーンのチェックマークが付いているでしょ?


「偽物のドコモ」は公式アカウント云々以前の話というか、このアドレスでドコモだと思う人はいないでしょう。
しかしスマホに表示されるのは実際のアドレスではなく「ドコモ」という文字です。
そのため、うっかり開いてしまう可能性はあるかもしれません。
URLをチェック
偽物のドコモ
https://hasdaeimaouthoritative.sexidude.com/x8NQ9r/#/HomePass
本物のドコモ
http://smt.docomo.ne.jp/
https://cfg.smt.docomo.ne.jp/
まったくドコモにかすりもしないURLになっていますね。
もし、フィッシングメールのURLにアクセスしてしまってもアドレスバーに表示されたURLで本物かどうかの判断はできます。
「NTT Docomo ご利用料金のお知らせ」自体はこちらのようになっています。
NTT Docomo
・ご利用額確定のお知らせより毎月10~20日頃※、ご利用額をスマートフォンなどへはSMS、ケータイ(iモード)端末へはメッセージRでお送りします。
私は(というか皆さんかな?)SMSで送られてきますので、請求関連だとこういったメール自体がもう届きません。
ケータイ(iモード)時代でも「メッセージR」で来ていましたから、通常のメールに混じることはなかったですね。
実際に偽物のドコモへアクセスしてみた
では実際に偽物のドコモへアクセスした際の様子を画像とともに見ています。
アクセス時の警告表示
そもそも、メール自体にすでに「なりすましの可能性が高い」と出ています。
それでも「請求詳細をチェック」をタップしてみます。
するとこのように「注意」が表示されます。

さらにタップすると再び「注意」が表示され、注意というよりはもう「警告」といえます。

このように「なりすましの可能性が高い」や「本当にアクセスするのか?」といった注意が何度も表示されます。
それでも偽物のURLをタップしてしまうという人は、この時点でかなり少なくなると思われます。
ログイン情報の入力試行
二度の注意が表示される中、いつものようにアクセス。
やはりログイン画面が表示されました。

適当にID入力。

そしてまた適当にパスワードを入力。

「ログイン」をタップ。うーん、真ん中にぐるぐるが表示されはしましたが、その先へつながる様子はありませんでした。
残念。クレカ情報入力までは行きません。

「請求詳細をチェック」するのですから、クレカ情報入力だとつじつまが合わないですもんね。仕方ない。
今回の偽物のドコモ、ドコモのなりすましメールは「ID」や「パスワード」の入手が目的だったのかな?
ドコモからの注意喚起
さて、本物のドコモからは他にも注意喚起がなされていますので、ユーザーの方は目を通してみてはいかが?
NTT Docomo
・フィッシング詐欺への対策より![]()
ドコモを騙る(かたる)フィッシングメールを送る理由
このように「なりすましの可能性が高い」や「本当にアクセスするのか?」といった注意が何度も表示されるといった対策がなされているドコモですが、それでもフィッシングメールが送られてくるのは何故でしょう?
そこには主に以下の3つの理由があるのです。
個人情報の詐取
ドコモを装うことで、利用者のdアカウントID・パスワード、クレジットカード情報、銀行口座情報などを不正に入手し、悪用するのが最大の目的です。
これにより、不正ログイン、不正利用、金銭の窃盗などを行えます。
不安や緊急性を煽る
「料金未納」「アカウントロック」「不正利用の疑い」など、利用者の不安を煽る内容で緊急性を演出し、冷静な判断をさせずに偽サイトへ誘導します。
ドコモという信頼性の高い企業名を騙り、警戒心を解きやすくします。
ブランド力の悪用 ドコモは多くの利用者を抱える大手キャリアであるため、そのブランド力を悪用することは、より多くの人にメールを開封させ、偽サイトへ誘導する確率を高めます。
フィッシング詐欺から身を守るための7つの心構え
巧妙化するフィッシング詐欺から大切な情報を守るには、常に警戒心を持つことが重要です。
偽サイトは本物そっくりに作られていますが、注意深く確認すれば必ず見抜けるポイントがあります。
特に以下の7つの点を意識し、「少しでも怪しいと感じたら、立ち止まって確認する」 習慣をつけましょう。
1. URLを隅々まで確認する
本物と一字一句同じか、不審な記号やドメインが含まれていないかチェックしましょう。
2. 不自然な日本語に注意する
誤字脱字やぎこちない言い回しは、偽サイトのサインかもしれません。
3. 鍵マーク(SSL証明書)の詳細を確認する
鍵マークがあっても安心せず、証明書の発行元や有効期限を確認しましょう。
4. 連絡先・運営者情報は必ず裏付けを取る
記載されている情報が本当に機能するか、別の方法で確認することが大切です。
5. 緊急性を煽る文言に騙されない
「今すぐ対応しないと大変なことになる」といった表現は、冷静な判断を奪う手口です。
6. 身に覚えのないメールやSMSからの誘導を疑う
不審なリンクは絶対にクリックせず、公式サイトから直接アクセスしましょう。
7. 不自然な入力フォームや個人情報の要求に警戒する
過剰な情報要求や、デザインの粗雑さがないか確認しましょう。
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知識があれば詐欺を恐れることも詐欺に遇うこともなくなります。

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