DHLの発送情報:必要なアクションをお取りください【フィッシングメールに注意】
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今回は偽のからのフィッシングメールを実際の画像付きで掲載、解説しています。
フィッシングメールの対処法も掲載していますので困っているなら直ぐチェックして対策しましょう。
フィッシングメールの中身をチェック
では、どんなフィッシングメールなのか、あなたと一緒に見ていきましょう。
フィッシングメールのアドレス
emashiba1122@tssca.net
フィッシングメールのタイトル
DHLの発送情報:必要なアクションをお取りください
フィッシングメールの本文
配送ステータス通知
お客様各位
お荷物番号:****-*****-4756 は現在、配達待機中です。
配送状況の確認および必要な手続きを、できるだけ早めに完了していただくようお願いいたします。
下記リンクより、リアルタイムで配送状況をご確認いただけます。
荷物を追跡する
ご不明な点は、当社カスタマーサポートまでご連絡ください。
DHL配送サポートセンター
〒105-0001 東京都港区芝公園1-1-1
本メールはシステムより自動送信されています。ご返信には対応しておりません。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
- フィッシングメールの接続先
- 偽のDHL
- https://sxpuooy.cn/jw2/wa/2dqw=dhltiaos/
フィッシングメールの解説
DHLはドイツの国際輸送物流会社
今回の迷惑メールは「DHL」というアルファベットが何を指すのか、私自身知らないという理由もあって、取り上げることにしました。
「配送ステータス通知」とあるので運送業者なのだろうと推測できますが、運送業者や宅配便を装った迷惑メールの場合、ヤマト運輸や佐川急便が多いんですよね。
「DHL」というのは、お初にお目にかかります。ドイツの国際輸送物流会社だそうで、日本でのサービスも展開しています。
wikipedia
・DHLよりDHL(ディーエイチエル)は、航空機を主体とした国際宅配便、運輸、ロジスティクスサービスを扱うドイツの国際輸送物流会社。本社はドイツ連邦のボン。事業展開国・地域数は228。現在はドイツポストの傘下となっている。
DHL
・不正取引防止より正式なDHLからのご連絡には、@dhl.com、@dpdhl.com, @dhl-news.com や @dhl.de、@dhl.fr など国を表すドメインが@dhlのあとに続きます。
偽のDHLメールアドレスは
emashiba1122@tssca.net
上記の「不正取引防止」にあるように、@に続くのが「dhl」、そのあとに国を表すドメインが続くという、わかりやすいメールアドレスを使用していますね。
アクセス先のURLは
偽のDHL
https://sxpuooy.cn/jw2/wa/2dqw=dhltiaos/
本物のDHL
https://www.dhl.com/jp-ja/home/
メールアドレスと同様にそれらしく装っている感じはまるでありません。
ただ、私のように「DHL」自体まったく知らない人が見れば、疑うことなく「荷物が届いてないのか」と思うかもしれませんね。
自分や家族が何かを購入して、自宅に送ってもらうようにした場合はまだわかりやすいですが、「知り合いが何か送ってくれたのかな?」「住所に間違いがあったのかな?」と思うかもしれません。
何かを宅配便で送るのは当たり前だからこそのフィッシングメールだと言えます。
フィッシングメールの目的
迷惑メールの「荷物を追跡する」という部分がリンクになっていて、タップするとこれらの警告が表示されます。
アクセスするとこんな感じ。本物のDHLにアクセスした経験自体私はありませんので、この画面が本物そっくりかどうかわかりませんでした。
ただ、画面下に表示されている「不正取引防止」などのリンクは見せかけで、タップしても反応しませんでした。
「配送情報を更新」をタップすると、ページがこちらに移動します。
個人情報の入力画面ですね。配送情報を更新するのですから、個人情報の入力画面が出てきても不思議に感じません。
この個人情報が詐欺師にとっての狙い、目的となっています。
そして入力した個人情報は詐欺師の手に渡るだけで終わらず、特殊詐欺グループはこういった流出した個人情報をリスト化し、ターゲットを決めるのに利用されたりしていますよね。
フィッシング詐欺から身を守るための7つの心構え
巧妙化するフィッシング詐欺から大切な情報を守るには、常に警戒心を持つことが重要です。
偽サイトは本物そっくりに作られていますが、注意深く確認すれば必ず見抜けるポイントがあります。
特に以下の7つの点を意識し、「少しでも怪しいと感じたら、立ち止まって確認する」 習慣をつけましょう。
1. URLを隅々まで確認する
本物と一字一句同じか、不審な記号やドメインが含まれていないかチェックしましょう。
2. 不自然な日本語に注意する
誤字脱字やぎこちない言い回しは、偽サイトのサインかもしれません。
3. 鍵マーク(SSL証明書)の詳細を確認する
鍵マークがあっても安心せず、証明書の発行元や有効期限を確認しましょう。
4. 連絡先・運営者情報は必ず裏付けを取る
記載されている情報が本当に機能するか、別の方法で確認することが大切です。
5. 緊急性を煽る文言に騙されない
「今すぐ対応しないと大変なことになる」といった表現は、冷静な判断を奪う手口です。
6. 身に覚えのないメールやSMSからの誘導を疑う
不審なリンクは絶対にクリックせず、公式サイトから直接アクセスしましょう。
7. 不自然な入力フォームや個人情報の要求に警戒する
過剰な情報要求や、デザインの粗雑さがないか確認しましょう。
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