【特典付与】3,000ポイント進呈キャンペーンのご案内|偽のファミリーマート【フィッシング】
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公開日:
ある日、ファミリーマートを名乗るメールが届きました。「ログインするだけで3,000ポイント進呈」という思わず飛びつきたくなる内容ですが、ちょっと待ってください。
通常の買い物でそのポイントを貯めるには、60万円分の買い物が必要な計算になります。
この数字を知るだけで、そのメールがいかに「あり得ない」かが見えてきます。
コンビニを狙ったフィッシング詐欺は近年急増しており、あなたの個人情報やクレカ情報が標的になっています。
フィッシングメールの中身をチェック
では、どんなフィッシングメールなのか、あなたと一緒に見ていきましょう。
フィッシングメールのアドレス
ryuichimoritatatebayashi@jackfruit.wcrdvhn.cn
フィッシングメールのタイトル
【特典付与】3,000ポイント進呈キャンペーンのご案内
フィッシングメールの本文
ファミリーマート ご愛顧感謝キャンペーン
いつもファミリーマートをご利用いただきありがとうございます。
下記の通り、特別キャンペーンのご案内です。
【特典内容】
期間中にご参加いただいた方へ
3,000ファミペイポイントを進呈いたします。
参加手順
下記リンクをタップ
ログインページに遷移、手続き完了後、ポイント付与
▶ ポイントを受け取る
※お客様の登録情報に誤りがある場合、ポイントが反映されないことがございます。
本メールは送信専用です。返信には対応できません。
© FamilyMart Co., Ltd. All rights reserved.
- フィッシングメールの接続先
- 偽のファミリーマート
- https://wdelsfc.cn/dvgrpkyx/dasdh231/das23w=familymarts/
- 「▶ ポイントを受け取る」がリンクになっています。
🚩偽のファミリーマートフィッシングサイン
決定的なサインは以下の3点です。
1️⃣送信元アドレスが支離滅裂
ryuichimoritatatebayashi@jackfruit.wcrdvhn.cn
ファミリーマート公式であれば、通常「@family.co.jp」や「@fm.familymart.co.jp」などのドメインを使用します。
個人の名前のような文字列や、中国の国別コード.cnを含むドメインは100%偽物です。
2️⃣リンク先URLが公式サイトではない
https://wdelsfc.cn/dvgrpkyx/dasdh231/das23w=familymarts/
リンク先に familymarts という文字列を含ませて誤認を狙っていますが、メインのドメイン「wdelsfc.cn」が公式サイトとは一切無関係。
リンクをタップする前に、URLを長押し(またはホバー)して接続先を確認しましょうね。
3️⃣3,000ポイントという高額設定
ログインするだけで3,000ポイントがもらえるキャンペーンは、企業の販促費としては異例の高さといえます。
こちらは本物のファミリーマートの公式サイトになります。
「ポイントプレゼントを装う例」は、今回のフィッシングメールと同様の事例として挙がっています。
ファミリーマート
・ファミリーマートおよび関係会社を装う迷惑メール・SNS・サイト等についてより
ポイントプレゼントを装う例
【特別ご案内】などの件名で、ファミペイポイントプレゼントをうたい、当社と関連のないURLへのアクセスおよび情報入力を促すもの。
目的はあなたのクレジットカード情報
まず注目して欲しいのが、注意喚起が一切出ないということ。
通常フィッシングメールには、こういった黄色の注意喚起が出ます。
「なりすましの可能性があります」という注意喚起が出なかった理由は私にはわかりません。
技術的な何かなのか、うまくフィルターをすり抜けられる理由があるのでしょう。
以前受信したこちらも「なりすましの可能性があります」という注意喚起は出ませんでした。
偽野村證券のメールをリックしたら何故か偽ANAに不時着した話【フィッシング】
システムが守ってくれないなら、あなた自身の知識で守るしかありません。
今回解説した「アドレスの不自然さ」や「報酬の異常さ」を自分の頭でチェックする必要があります。
偽のファミマにアクセスすると、ログイン画面が表示されます。
3,000ポイントとファミマにちなんだIDとパスワードを入力。
思った通り、でたらめな入力でもクレカ情報入力画面が表示されました。
ログインだけで3,000ポイントは異常
「ログインするだけで3,000ポイント進呈」3,000ポイントという数字に目を奪われていませんか?
本物の還元率知ってる?
ファミリーマートの正当な還元ルールを知っていれば、この「3,000ポイント」の異常さが一目でわかります。
- 本物の還元
- 200円(税込)につき1ボーナス(還元率0.5%)。
- 偽ファミリマメール
- ログインするだけで3,000ポイント進呈。
と、いうことは?通常の買い物で3,000ポイントを貯めるには、累計60万円分の買い物が必要ということになりますよね。
それを「ログイン1回」という、企業側に1円の利益も発生しないアクションに対して進呈するのは、ビジネスの計算として完全に破綻しているといえます。
一般的なログインポイントは、せいぜい1ポイント。
ログインだけでポイントがもらえるサービスは多くありませんが、それでも「ログインポイント」というものの存在が頭のどこかにあれば、つい「お得だ!」と感じてしまう人がいても不思議ではなく、それが詐欺師の狙いでもあります。
成約報酬とログインの決定的な違い
高額なポイント還元には、必ず「企業側の利益」が紐付いています。
正当な高額報酬、例えばクレカ発行する場合には、将来的な決済手数料などの収益が見込めるため、数千ポイントを出す価値があります。
また、クレカ発行には個人情報が必要ですから、企業として重要な財産を手に入れられるチャンスです。
ただのログインに過ぎない場合、既存ユーザーがログインするだけで3,000ポイントを配れば、企業は配れば配るほど赤字になります。
そんな「損をするだけ」のキャンペーンは、公式ではあり得ません。
ただ、例えば「PayPayの100億円還元」といったキャンペーンを知っていると、「大手なら3,000ポイント配ることもあるよね」と思ってしまいがちです。
100億円還元に比べれば大した数字に見えなくなってしまいます。
でも、思い出してください。あの時のキャンペーンは、テレビCMやニュースで連日大騒ぎになり、お店のレジ横にはこれでもかとポスターが貼られていました。
今回の3,000ポイントはどうでしょう?公式アプリを開いても、店頭に行っても、どこにもその影はありませんよね。
そういったあなたの「記憶」を上手く利用するのも、詐欺師の罠なのです。
ログインの本当の目的
犯人が3,000ポイントという餌をぶら下げるのは、その先に本当の目的があるから。
それは、あなたの個人情報そのものです。
個人情報は詐欺組織間で売買されていますので、精度が高い情報は高く売れます。
個人情報は段階的に価値が上がる仕組みになっていて
- メール開封・リンククリック → 「生きているアドレス」として確定、さらに迷惑メールが増える
- ログイン情報入力 → IDとパスワードのセットで売買される
- クレカ情報入力 → 番号・有効期限・CVCが揃えば即座に不正利用可能
- 個人情報入力 → 氏名・住所・電話番号が加わると「フルセット」で高値
その後は
- 詐欺組織間でダークウェブ上で取引される
- 情報の「鮮度」が重要で、新しいほど高値に
- 買った組織がさらに別の詐欺(なりすまし電話など)に使う
「安易にメールを開封しない」これがまず大切。うっかり開いたとしても絶対にメールのURLをタップしない。
ほんの小さな行動一つがあなた自身を守るのか、守れないのかの分かれ目となります。
これって本物?と迷った時の3つの鉄則
✅公式アプリの通知欄を確認する
これが最も確実で簡単な方法です。
ファミリーマートのような大手企業が、3,000ポイントもの大型キャンペーンを行う場合、必ず公式アプリ(ファミペイ)の「お知らせ」や「クーポン」欄に掲載されます。
メールのリンクは一切無視して、スマホに入っている公式アプリを直接開いて確認してくださいね。
✅Google検索でキャンペーン名を検索する
「ファミリーマート 3000ポイント キャンペーン」と検索してみましょう。
本物なら公式サイトの特設ページが検索結果のトップに出てきますが、偽物なら公式サイトはヒットせず、代わりに「フィッシング詐欺に注意」という警告記事やSNSでの被害報告が並びます。
検索結果の広告枠ではなく、必ず公式ドメイン(family.co.jpなど)の結果を見るようにしてくださいね。
✅条件を確認する
ポイント還元には必ず「条件」がありますよね?
本物の還元の場合、「期間中に〇〇円以上の買い物をした方」「特定のサービスに新規入会した方」など、企業にメリットがある条件がセットです。
詐欺の還元は節操も無いというか、 「今すぐログインするだけ」「このリンクをタップするだけ」と、条件が異常に緩いのが特徴的。
フィッシング詐欺から身を守るための7つの心構え
巧妙化するフィッシング詐欺から大切な情報を守るには、常に警戒心を持つことが重要です。
偽サイトは本物そっくりに作られていますが、注意深く確認すれば必ず見抜けるポイントがあります。
特に以下の7つの点を意識し、「少しでも怪しいと感じたら、立ち止まって確認する」 習慣をつけましょう。
1. URLを隅々まで確認する
本物と一字一句同じか、不審な記号やドメインが含まれていないかチェックしましょう。
2. 不自然な日本語に注意する
誤字脱字やぎこちない言い回しは、偽サイトのサインかもしれません。
3. 鍵マーク(SSL証明書)の詳細を確認する
鍵マークがあっても安心せず、証明書の発行元や有効期限を確認しましょう。
4. 連絡先・運営者情報は必ず裏付けを取る
記載されている情報が本当に機能するか、別の方法で確認することが大切です。
5. 緊急性を煽る文言に騙されない
「今すぐ対応しないと大変なことになる」といった表現は、冷静な判断を奪う手口です。
6. 身に覚えのないメールやSMSからの誘導を疑う
不審なリンクは絶対にクリックせず、公式サイトから直接アクセスしましょう。
7. 不自然な入力フォームや個人情報の要求に警戒する
過剰な情報要求や、デザインの粗雑さがないか確認しましょう。
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